乳がん抗がん剤治療副作用 脱毛

パールじゅんこ

2019年03月06日 23:22




浸潤性乳管癌(硬性型) ステージ3A 
 と診断された私に
 術後の抗がん剤治療としての
  ● 薬物療法(パクリタキセル注射液)
  ● 放射線療法
 2種類の化学療法が計画された。

 パクリタキセルの副作用として
  悪心・嘔吐  筋肉痛・関節痛 
  口内炎・下痢  脱毛・貧血
 などの症状が起こりえることの
 説明を受けた。

          


 パクリタキセルを点滴するための
 点滴ポートを埋め込む手術を受け
 一泊二日の入院を終えたあと
 医療用ウイッグの専門店を訪ねた。
 どの時点で
 脱毛が始まるのか
 全く予想ができなかったので
 早目に準備をしておくことにした。

 フォンテーヌのショップで
 医療用ウイッグを購入した。

 仕事での着用に自然色のものと
 外出用に栗色のものを準備をした。
 ( 38,000円 x 2個 )
 


 
 脱毛を迎える前に
 ショートカットにして置くことを勧められ
 ウイッグショップでカットをしてもらった。
 
 



 放射線治療計画 (合計25回)
  2月13日(水)~15日 (金)   3回
  2月18日(月)~22日 (金)   5回
  2月25日(月)~3月1日(金)  5回 
  3月4日 (月)~3月8日(金)  5回  
  3月11日(月)~3月15日(金) 5回
  3月18日(月)~3月19日(火) 2回

 抗がん剤治療計画 (合計5回)
  =パタリタキセル注射液 点滴=

  2月14日(木)
  2月21日(木)
  2月28日(木)
  3月7日  (木)
  3月14日(木) 

脱毛は2月27日(水) 夕方突然始まった。

 3日後にはウイッグが必要なほどに
 脱毛が進んだ。

 一週間後には
 90%以上 毛髪がなくなった。

3月2日から 
しゃがむと激痛を伴った動悸に襲われた。

 ドクンドクンと激痛を伴った脈が打った。

 胸から首を通り顎を突き上げるような痛みだった。
 立ち上がると治まった。

 職場の和式トイレの使用が困難になった。

 座る椅子の角度によって症状が出たが
 和式トイレにしゃがむほどの激痛はなかった。
   
 事務用の椅子や
 車の椅子は
 その症状は出なかった。

3月4日から 
指先に軽いしびれが始まった。 
 

 治療はちょうど半分の期間が終わった。
 私はいたって元気で通院し仕事ができている。
 職場で和式のトイレを使用しなければ
 生活に何の支障もなかった。

 よく眠り よく食べ 憂いも 不安もなかった。 

家族でも 職場でも私は病人扱いされなかった。

    と言うか・・・

病気だからと特別扱いされていない 

う~~~ん  大切にされていないゾ!

            




 亡き義母の可愛がっていた花が
 ふんわりとした春の優しい陽ざしを浴びて
 私の心を くすぐった。

 やさしい義母の声が私の心に届いた。
 
 じゅんこさん  春になったね。  

      と 

 


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