摂食障害の娘へ
いつの間にか 秋が過ぎ 初冬を迎えた。
明るく
お茶目な
私の次女 みぃは10月27日の誕生日で31歳を向かえた。
今彼女は
国立長崎医療センターの病室で 死と向き合っている。
2011,10,27 20:03 (誕生日)
入院して3週間が過ぎた
原因がわからないとただ居るだけ。
退院もだめだし。
今日も部屋から出るなと言われてキレそう、
よりノイローゼになりそう
苦しい
もう嫌、飽きた、気がまいる。
外で好きな事してホナ、サイナラの方がましばい。
いっそ気違いになりたい。
立ち直ろうと思いもするけど
もうどーでもいいやと思うね
どーしたらいいんだろうね。
先生も信用ならん ぶぅ
土曜、日曜の外泊を心待ちにしているみぃからメールが届いた。
その翌日
2011,10,28 12:30
昼食を済ませ事務机でのんびりしている私のスマホに
一件のメールが届いた。
死にかけた
意識がなくなり先生達に囲まれ、
点滴、注射されてた。
とは、少し大袈裟かもしれないけど実際はそれ。
今は点滴で気分はよくなったけど、
検査待ちの状態。
またよみがえったね。
先生が奇跡の一注射ですくった!って言ってた
点滴も入りにくく7回くらい針刺しまくり
何だかとっても明るいこのメールに
私は 返した。
不謹慎に・・・・
天国みた?
地獄みた?
母親が母親なら 娘も娘だ。
すかさず ベットの娘から返信。 12:43
うん、天国よ
気持ち良く眠ってた
白雪姫だった。
低血糖で意識不明
でも、やばかったらしいね
いつもなら いない先生がたまたまいたの。
わたし やっぱりしぶといね
誰の子?
10月5日に入院して 3週間が過ぎた。
永い年月を費やして
やっと 治療に入ることができた。
手遅れでありませんように・・・・
明るい明日がありますように・・・・
祈ることしかできない
母親として 無力な自分がここにいる。
私の願いが天に通じるんだろうか?
明るく 天真爛漫だった 頑固なみぃ
生きて !
とにかく 生きて !
3週間の入院生活がつらいというみぃ。
病室での時間が
ノイローゼになるというみぃ。
ノイローゼになってもいい。
気違いになってもいい!
とにかく命さえあれば
後から直せばいい。
命の炎が消えないように祈るしかできない。