摂食障害の娘へ 深夜の訪問

パールじゅんこ

2011年11月03日 05:50


 「忙しい?
 
 昨夜 ダンナからメールが入ったよ。

 チビにお菓子届けたんだって?」


勤務中に娘からの電話

そう 
昨夜は玄関先で婿に激怒した。

私はキレた。

いつも良い顔してニコニコ接してきた7年間だった。

相手もいつもニコニコして
私姑 夫舅に接してきた婿だった。

決して嫌いじゃない
むしろ
充分好きな人間だ。

しかし
玄関先で私はキレた。
彼の笑顔にキレた。

(笑い事じゃない !)
私の心は爆発した。

 「私が 大切にしてきた
    大切に育ててきたみぃが
        こんな目にあって・・・

  私は そのみぃの母親よ!


  うちの敷居はあんたには高いはず!」



  「私が何を言ってるか あんたには解る?」

婿は 「 ハイ 」  と答えた。


私はぴしゃんと 玄関を閉めた。
思いっきり
大きな音を立てて鍵を閉めた。

後ろでは
お菓子をもらった孫が
私と自分の父親とのやり取りなどお構いなく
袋の中のお菓子に夢中だった。

私は
孫を促して居間に戻った。

思いっきり
玄関の電気、外灯を消して・・・。

私は口にしたかった。
婿を罵りたかった。

  「娘は あなたの浮気をどんなに心痛め、
   無食症に拍車がかかり
   今 生きるか死ぬかのせとぎわだというのに!」



  「のうのうと
   彼女の家に入り浸り
   彼女のお母さん達と 楽しい時を過ごし
   さぞ幸せなことでしょう ! 」

と、
はっきり 言いたかった!

言えばよかった !

私はあなたの浮気行動を一部始終知っていると !!