摂食障害の娘と共に 退院

パールじゅんこ

2012年05月24日 06:39




  あらとうと
    青葉若葉の
      日の光
 
 
    == 松尾 芭蕉 ==


 



     

    田一枚
     植えてたち去る
       柳かな    
       
== 松尾 芭蕉 ==






 

  あやめ草
     足に結ばん
        草鞋の緒  
  
     == 松尾 芭蕉 ==




 みいは帰ってきた。

 私は一日早くみいの入院生活に
 ピリオドを打った。

 江口二朗先生
 深野拓先生
 吉村真紀先生
 木本文子先生
 乾先生

 そして HCUの看護師の皆様
 一般病棟の看護師の皆様

 関わってくださった
 たくさんの先生方

 美味しい食事を提供してくださったスタッフの皆さま

 常に娘の周りを気持ちよく清掃してくださった方々

 言い尽くせない感謝をこめて
 私は頭を下げます。

    有難うございました。

 ありがとうの言葉だけでは足りません。
 皆さまの献身的な日々によって
 私は再び 娘と共に 
 人生を旅していくことが出来ます。

 沢山の暖かい笑顔に見送られて
 私は娘を連れて帰ってきました。
  
  我が家へ。


 徳田圭亮先生
 帰ってきました。

 娘は
 元気に・・・とは言えないかもしれません。
 でも
 希望を胸に 帰ってきました。

 私達家族の待つ我が家へ。

 明るい彼女を中心に我が家は回り始めることでしょう。
 間もなく。

 HAYATOは厳しいママの元で
 すくすくと育って行くことでしょう。
 たくさんの方たちに見守られながら。


    神さま
    仏様   ご先祖さま
    私の計り知れない大きな力・・・

 たくさんの大きな大きな力によって今日があります。


 私は幸せです。
 
 こんなきれいな季節の今日という日に
 娘と共に
 新たな出発ができることが・・・。


 平成24年5月23日(水)
 娘は佐世保共済病院を退院した。

    
 
    HAYATOが育つ我が家へ

 

      HAYATOが遊ぶ頭の上では
       キーウイの花が咲き

 

       晩白柚が甘い香りを漂わせ
 

     庭のミニバラ 飛鳥乙女が咲き乱れ



 

   庭先にこんな可憐な花が咲き乱れる
         綺麗な季節に・・

   緑風の爽やかにそよぐなかで・・

   私達家族は新たな出発の日を迎えることが出来た。


   
     人生幾山河
       歩きつづけて
         歩きつづけて
    到達するのは
    新しい出発点