みいとの時間

パールじゅんこ

2012年10月26日 06:41

みいはメニューを覗き込み
フルーツサンドを注文した。

フルーツサンドの大きなトレーの上には
生クリームのたっぷり入ったサンドイッチが三切れ盛られ
可愛いお皿に野菜サラダと
プリンがのっていた。

私は トルコライスを選んだ。

200円プラスしてコーヒーの飲み放題プランをチョイスした。

私達は
ほとんど同時に食べ終わった。

みいが楽しみにしている
デザート「トリプルアイス」が運ばれてきた。

私は抹茶を選んだ。
なんのためらいもなく
スマホのシャッターをおした。



「みいも撮ってもいい?」

みいはピースをして笑った。
「 なんだ あの母娘は・・・て 笑われるね。」
と言葉を添えながら 笑顔を向けた。

ユニークなみいが戻ってきた。

「 ほんと ちっちゃな子供を写すなら 解るけどね
   被写体が みいだもんね 」





  微笑みが こぼれるようになった。

  ずっと寄り添って見守ってくれていると信じられる
  亡き義母。
  その義母にそっくりのみいは
  日増しに 元気を取り戻し始めた。

  彼女のおちゃめな明るい性格が戻ってきた。


 
  深まりゆく秋の一日
  私はみいと二人っきりで
  家族の長袖のパジャマを買いに出かけた。

  
  
  みいは
  命を懸けて
  私に「母親」というもののあるべき姿を教えた。

  
  こんな
  些細なあったかい時間を
  大人になったみいと持っていなかった。
  忙しいを口実に・・・。

  たくさんの反省しなければならないことが
  私の胸に
  押し寄せてくる。



    お母さんは
      「お母さん」として
        やり直しがきくよね。   みい。


 私は肩の力を抜いて
 真剣に
 「 母親業 」に取り組まなければいけない。