あうんの呼吸で阿蘇ドライブ
仕事 仕事 仕事の私に
思いがけず
一日だけ 休みが取れた。
4月から12月までに
家族が休みの日に
一日中 休みが取れるのは
めったにない私。
このチャンスを逃してはならない。
どこかに出かける?
おう!!
出かけることにおいて
主人と私の
阿吽(あうん)の呼吸は
非常にぴったりと合う。
特に旅においては
素晴らしい威力を発揮する。
19歳で知り合った主人と
喧嘩をしたり
口をきかなかったり
世界で一番嫌いな奴だと思ったり
出会わなければよかったと腹を立てたり
しかし
別れることもなく
今だもって
いつもくっついているのは
きっと
「 旅 」において
阿吽の呼吸があったからだろうと
長い夫婦生活を振り返る。
何処にいく?
熊本にでもドライブに行くか?
家族4人の意見をまとめた。
さるまわし劇場にいきたい
ファームランドに行きたい
阿蘇をドライブして火口でも
見てくるか !
みんなが喜ぶ顔が見えたら
どこでもOK !
5月29日 午前6時起床 即出発。
朝食は車の中で。
佐世保 鳥栖 熊本
車は 順調に進んだ。
予定どうり
熊本「 猿まわし劇場 」に 午前10時20分到着
11時の公演にちょうど良い時間に到着
( 昨年11月 ) ( 今年3月 )
猿まわし劇場の大ファンであるHAYATOは
お猿さん
小次郎と福之助 の演技に
大笑いし満足した。
HAYATOの希望を叶えた後
みいの希望の
阿蘇ファームランドは後回しにして
前を素どうりし阿蘇山頂へ向かった。
阿蘇 草千里が浜のドライブを楽しみ
12時過ぎに中腹へと到着した。
レストランで食事をとったあと
ロープウェーで山頂へと向かった。
( お子様ランチ お勧め )
ロープウェーに初めて乗るHAYATOは
お猿さんに会うのと同じくらい
ロープウェーを楽しみにしていた。
阿蘇中岳の噴火口
エメラルドグリーンの池から立ち昇る噴煙から
地球が息づいているのが実感された。
そのエメラルドグリーンを見つめていると
平穏に 平穏に
地球が生きていることが伝わってきた。
この綺麗なエメラルドグリーンに
私は
見覚えがあった。
平成17年に旅した
八重山諸島を思い出した。
★
石垣島での目を見張る様な美しい
川平湾
★ マングローブの林の中をボートで遊覧した
西表島
★ 星砂を拾った
竹富島
そして
★ 安里屋ユンタに耳を傾けながら
水牛に揺られ砂浜を渡っていった由布島
サー君は野中の
いばらの花か
サーユイユイ
暮れて帰れば
やれほにひきとめる
またハーリヌツィンダラ
カヌシャマヨ
サー嬉しはずかし
浮名をたてて
サーユイユイ
主は白百合
やれほにままならぬ
またハーリヌツィンダラ
カヌシャマヨ
2月中旬に旅した南の島は
風が強く 冷たく
薄いジャンバー姿の私は
帰宅後
風邪からの高熱に侵され仕事を休む羽目になった。
「 南の島 」というキャッチフレーズに
私は軽く考え軽装で
風の強い島に出かけてしまった。
その時と同じ過ちを今回も犯した。
阿蘇中腹の暖かい陽射しについうっかり
ロープウェー乗り場の駐車場の車内に
薄手のジャンバーを置いてきてしまった。
山頂を吹く風は強く
ジャンバーを持っていなかった私達家族は
ゆっくりする見物するゆとりを失い
雄大な景色を
さ~~~と 見物をして
下りのロープウェーに乗り込んだ。
阿蘇山頂の風の強さと
阿蘇中岳火口のエメラルドグリーンは
八重山諸島の風の強さと
川平湾のエメラルドグリーンに
非常に共通点があり似通っていて
記憶の底から昔の思い出が甦ってきた。
( 平成17年2月撮影 石垣島川平湾 )
HAYATOの希望を全て満たし
主人と私の予定をクリアし
緑の草原を見物しながら
みいの望む阿蘇ファームランドへと向かった。
思いがけず手に入れた余暇は
初夏の風の中で
私達家族に幸せな一日を運んできてくれた。
一年前
摂食障害という心の病を患い
生死の境をさまよったみいは
一年という時間をかけて
こんなに 元気になりました。
あんなに
絶望の淵で
苦しい時間を過ごしてきたのに
私は痩せることもなく
元気で
みいとじゃれ合う日を
手に入れることが出来ました。
たくさんの方の応援のおかげだと思っています。
摂食障害のご家族を持ち
今 まさに悩まれている方が
私のブログを訪問してくださっているなら
私はお伝えします。
決して
望みを捨てないで!
あなたの愛するご家族は
苦しんでいるあなた自身は
きっと
明るい明日に向かって
歩き出せる日がくるはずです。
貴方たちを導いて下さる人々が
きっと
沢山周りにいらっしゃると確信します。
どうか
くじけないで。
笑顔を忘れないで!!