あうんの呼吸で阿蘇ドライブ

パールじゅんこ

2013年05月11日 01:11



仕事 仕事 仕事の私に
思いがけず
一日だけ 休みが取れた。

4月から12月までに
家族が休みの日に
一日中 休みが取れるのは
めったにない私。

このチャンスを逃してはならない。

 どこかに出かける?

 おう!!

出かけることにおいて
主人と私の阿吽(あうん)の呼吸
非常にぴったりと合う。
特に旅においては
素晴らしい威力を発揮する。

19歳で知り合った主人と
 喧嘩をしたり
 口をきかなかったり
 世界で一番嫌いな奴だと思ったり
 出会わなければよかったと腹を立てたり
しかし
別れることもなく
今だもって
いつもくっついているのは
きっと
「 旅 」において
阿吽の呼吸があったからだろうと
長い夫婦生活を振り返る。


 何処にいく?

 熊本にでもドライブに行くか?

 
家族4人の意見をまとめた。

  さるまわし劇場にいきたい

  ファームランドに行きたい
 

  阿蘇をドライブして火口でも
    見てくるか !

  みんなが喜ぶ顔が見えたら
    どこでもOK !



5月29日   午前6時起床 即出発。
         朝食は車の中で。


佐世保   鳥栖    熊本     
車は 順調に進んだ。

予定どうり
熊本「 猿まわし劇場 」に 午前10時20分到着
11時の公演にちょうど良い時間に到着

 
  
( 昨年11月 )        ( 今年3月 )

猿まわし劇場の大ファンであるHAYATOは
お猿さん 小次郎と福之助 の演技に
大笑いし満足した。

HAYATOの希望を叶えた後
みいの希望の
阿蘇ファームランドは後回しにして
前を素どうりし阿蘇山頂へ向かった。




阿蘇 草千里が浜のドライブを楽しみ
12時過ぎに中腹へと到着した。


レストランで食事をとったあと
ロープウェーで山頂へと向かった。
( お子様ランチ お勧め )



 ロープウェーに初めて乗るHAYATOは
 お猿さんに会うのと同じくらい
 ロープウェーを楽しみにしていた。
 
   







    阿蘇中岳の噴火口
 エメラルドグリーンの池から立ち昇る噴煙から
 地球が息づいているのが実感された。
  



  そのエメラルドグリーンを見つめていると
   
  平穏に 平穏に
  地球が生きていることが伝わってきた。


   
  この綺麗なエメラルドグリーンに
  私は
  見覚えがあった。


 平成17年に旅した八重山諸島を思い出した。
  
  ★ 石垣島での目を見張る様な美しい川平湾
  ★ マングローブの林の中をボートで遊覧した西表島
  
  ★ 星砂を拾った竹富島
   
  そして
  ★ 安里屋ユンタに耳を傾けながら
     水牛に揺られ砂浜を渡っていった由布島

   サー君は野中の
   いばらの花か
   サーユイユイ 
   暮れて帰れば
   やれほにひきとめる 
   またハーリヌツィンダラ
   カヌシャマヨ  


      サー嬉しはずかし
      浮名をたてて
      サーユイユイ 
      主は白百合
      やれほにままならぬ
      またハーリヌツィンダラ
      カヌシャマヨ 
   
  

  2月中旬に旅した南の島は
  風が強く 冷たく
  薄いジャンバー姿の私は
  帰宅後
  風邪からの高熱に侵され仕事を休む羽目になった。

  「 南の島 」というキャッチフレーズに
  私は軽く考え軽装で
  風の強い島に出かけてしまった。
 

  その時と同じ過ちを今回も犯した。
  阿蘇中腹の暖かい陽射しについうっかり
  ロープウェー乗り場の駐車場の車内に
  薄手のジャンバーを置いてきてしまった。

  山頂を吹く風は強く 
  ジャンバーを持っていなかった私達家族は
  ゆっくりする見物するゆとりを失い
  雄大な景色を
  さ~~~と 見物をして
  下りのロープウェーに乗り込んだ。

  阿蘇山頂の風の強さと
    阿蘇中岳火口のエメラルドグリーンは 
  八重山諸島の風の強さと
    川平湾のエメラルドグリーンに
  非常に共通点があり似通っていて
  記憶の底から昔の思い出が甦ってきた。


  
   ( 平成17年2月撮影 石垣島川平湾 )



  HAYATOの希望を全て満たし
  主人と私の予定をクリアし
   緑の草原を見物しながら
  みいの望む阿蘇ファームランドへと向かった。
 
  
  
  




    思いがけず手に入れた余暇は
  初夏の風の中で
  私達家族に幸せな一日を運んできてくれた。


             

  一年前
  摂食障害という心の病を患い
  生死の境をさまよったみいは
  
  一年という時間をかけて
  こんなに 元気になりました。
  


      

 あんなに
  絶望の淵で
 苦しい時間を過ごしてきたのに
 私は痩せることもなく
 元気で
 みいとじゃれ合う日を
 手に入れることが出来ました。

 たくさんの方の応援のおかげだと思っています。

 摂食障害のご家族を持ち
 今 まさに悩まれている方が
 私のブログを訪問してくださっているなら
 私はお伝えします。

  決して
  望みを捨てないで!
  
  あなたの愛するご家族は
  苦しんでいるあなた自身は
  きっと
  明るい明日に向かって
  歩き出せる日がくるはずです。

  貴方たちを導いて下さる人々が
  きっと
  沢山周りにいらっしゃると確信します。


  どうか
  くじけないで。
  笑顔を忘れないで!!