「ホーチミン 2日目」 クチ地下トンネル
2月9日
「クチ地下トンネル」にやってきた。
「クチ」は
南ベトナム解放民族戦線の基地となった場所である。
ジャングルの地下に張り巡らされたトンネルは
250kmにも及んだ。
ゲリラ戦の拠点となったトンネルは
敵を翻弄させ
攻略されることがなく
1975年 ベトナム戦争が終結した。
らしい・・・。
難しい事は全くわからないが・・。
世界から訪れる観光客に合わせ
言語ごとに
沢山の地下資料館が建設されていた。
当然 私たちは
日本人観光客のために地下に建造された建物に入り
日本語文字で解説されたトンネルの模型や
日本語のビデオでその歴史を学び
南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)の作戦本部があった
クチの林の中へと足を踏み入れた。
ちらちらと木漏れ日の射す
涼しい木立の中は平和な時間が流れていた。
林の中は
さわやかな木が茂っているものの
沢山の爆弾投下による直径10数メートルの大きなくぼみが
数十年も経つ今でも数多く残されていて
はるか過去のものとなった戦争の重々しさが
生々しく伝わってきた。
敵を待ち伏せるために使われていた縦穴は
トンネルに続いていて
小柄なベトナム兵には有利だが
体の大きな敵兵には
この穴の中での俊敏な行動は困難だったとか。
小さな孫くんは すっぽりと入った。
トンネルへの入口は
落ち葉を置いた蓋をすることによって
その入口を探し出すことは困難である。
トンネルへの入り口は
林の中に 今でも数多く残っていた。
ただ その入口周辺は崩壊しないように
コンクリートで固められていた。
地雷で破壊された米軍の戦車を見たり・・
実際にトンネルの中に入ったり・・・
閉所恐怖症のマイダーリンは入ることが出来なかった。
当然 孫くんはトンネル通過OK!
幾つになっても好奇心が衰えない私もOK!
ジャングルの中を約2時間弱
ガイドさんと共にゆっくりと散策した。
爆弾跡や
トンネル内の施設(食堂 会議室 寝室)を見学した。
歩き疲れたところで
ガイドさんの勧めで手を洗い・・
おやつタイム
茹でたおいもを胡麻砂糖をつけて食べる
昔懐かしい(と 感じる)素朴なおやつ。
「 私が15歳の時に終戦を迎えました。
だから 私は戦時中のことをよく覚えています。」
と ガイドさんは当時のことを語ってくれた。
私より少しだけ若いそのガイドさんは
戦時中に幼少時代を過ごし
終戦後に青春時代を過ごし
豊かに成長するベトナムで子供を育て
幼い二人のお孫さんのおばあちゃんである。
ベトナム戦争が
遠い過去のものではないことが
彼女の言葉から実感できた。
私たちは
さやさやと揺れる木立の中で
平和な時間を共有した。
ゆったりと流れるこの時間を
脅かすものなど誰一人としていない事の幸せを
私は感じ取れた。
早目にホテルに帰りゆっくりとして・・・
夕方6時にガイドさんと待ち合わせて
ベトナムの伝統芸能である「水上人形劇」に出かけた。
水が満たされた舞台の上で
人形や動物が巧みに操られ
短いストーリーが次々と演じられた。
壇上の左右で楽団が唄や楽器を奏でていた。
言葉はわからないが
コミカルな人形の動きはユニークで
見飽きることはなかった。
が・・・
小学2年生の孫くんには
睡魔が襲いかかっていた。
上映時間は午後6時30分から1時間だが
日本時間では 午後9時前後だから
眠くなって当然といえば 当然!!
イルミネーションがとても綺麗な
ホテルの横を少しだけ散歩して
無理なく
ベトナム ホーチミンでの2日目が 過ぎていった。