沖縄の夜

パールじゅんこ

2015年09月14日 05:28

8月27日  曇り空のもと
   沖縄ワールド内
   「健康バイキング ちゅら海」で昼食をとったあと
   広い園内で半日を過ごした。




   
   スーパーエイサーの公演では
   太鼓のリズムに合わせて 獅子が舞った。
   そのリズミカルな舞いは孫くんを夢中にさせた。

   彼が習っている江迎町獅子舞太鼓とそっくりだったからである。
   江迎町獅子舞太鼓のルーツを
   ここに見たように思えた。

     
         ( 江迎町 獅子舞太鼓)


   フルーツ王国では
   ヤシの実のジュースやサトウキビジュースに舌鼓。
      

  ハブ 博物公園では   
   恐る 恐る 小さなへびと戯れたり 
  

           
  約30分玉泉洞のなかを散策。 ふう~~。



   

     午後4時過ぎに沖縄ワールドを後に
     早めに「ホテル ちゅら琉球」に向かった。

                    

    
   ホテルから国際通りまで徒歩5分 
   ぶらぶらと坂道を登り
   目的地の公設市場に着いた。


  



  公設市場の魚屋さんで魚を買って
   2階の食堂で調理をしてもらい晩御飯を食べた。
  

    見たことのない魚は色とりどりで
    とても綺麗だった。


    見ているだけで  飽きることは無かった。


   しかし
   値段の高いことに驚いた。
     一匹の魚が4~8000円。
   ちょっと躊躇していると
   「 予算に応じて 切り身だけでもいいですよ。」と。

              

   お刺身の盛り合わせ 2000円分と・・・
 
    ハリセンボンの唐揚げ 1500円分を注文した。





  2階は 中国からの観光客でごった返していた。



   2,000円分のお刺身は
   私たちが普段食べている刺身より
   柔らかかったが 美味しかった。
   調理方法が違うのかタコまで とても柔らかかった。
 

  初めて食べるハリセンボンの唐揚げは
  肉が少なくて
  骨をしゃぶるような料理だったが
  丁度いい加減に塩味が利いていて
  パリパリでとても美味しかった。
  


  ゴーヤの天ぷらや もずくのてんぷらなど
  沖縄らしい材料の料理は
  珍しくて美味しかった。

    とっても 賑やかに 食事を終えた。

    日本と言うより
    アジアの雰囲気を充分に味うことが出来た。
    お客様のほとんどが
    中国の方たちで
    従業員も 中国の方が非常に多かった。

    ぶらぶらと 
    少しだけ買い物をして ホテルへと戻った。


  

   一泊朝食付き  4,700円の「ホテルチュラ琉球」は
   近代的な豪華なリゾートホテルとはほど遠かったが
   ぐっすりと気持ちよく眠ることが出来き
   質素に感じた朝食だったが
   余分なものはなく美味しく頂くことが出来き満足が得られた。
   何だか
   すごく 得をしたような気分がした。


   午前8時過ぎホテルを出発した。
   目的地は沖縄観光定番の 「美ら海水族館」。
   一泊二日の旅は
   夏休みのHAYATOへのご褒美だったので
   ツアーコンダクターはHAYATOである。

   途中 寄り道をしたかったので
   「 浦添市 経塚郵便局」とカーナビにセットした。

   孫くんの
   「ERIママ達(長女たち家族)が過ごした場所を見たい」という 
   旅立つ前からの望みに応えてあげるために寄り道をした。

   経塚郵便局が近づくと懐かしい街並みに心が湧いた。
   目的地が近づくと
   経塚郵便局の前に「カーサフロール」と
   長女たちが過ごしたアパートが記されているのに気が付いた。
   私は懐かしさで益々心が躍った。

   アパート「カーサフロール」の駐車場の前で車は停まった。
   孫くんと娘とアパートの前で車から降りて
   4階建てのアパートを見上げた。
   3階の端っこのベランダから
   娘や婿やその息子たちが手を振っているように思えた。

   アパートの周りを少し散策した。
   娘みいも私と同じ気持ちが湧いているように思えた。
   幸せな結婚生活をしている頃
   赤ちゃんであるHAYATOを連れ
   二人でよくやってきていた場所であった。

   私たちは
   わずかな時間に満足して
   レンタカーで待つ主人の下へ戻った。
  

   もう二度とこの場所に来ることは無いように思えた。
     長女の婿が青春時代を暮し
     結婚した娘がやってきて
     長男が育ち
     次男が生まれ
     家族4人が暮らした場所である。
   私も主人も みいも 赤ちゃんであるHAYATOも
   頻繁に遊びに来た場所であった。


  主人は美ら海水族館に向かって車を走らせた。
  高速までの道のりを主人は懐かしがりながら
  運転を楽しんでいた。

  懐かしい故郷を後にするような思いがした。
  みんな同じ気持ちであったように感じた。