2019年03月06日
乳がん抗がん剤治療副作用 脱毛

浸潤性乳管癌(硬性型) ステージ3A
と診断された私に
術後の抗がん剤治療としての
● 薬物療法(パクリタキセル注射液)
● 放射線療法
2種類の化学療法が計画された。
パクリタキセルの副作用として
悪心・嘔吐 筋肉痛・関節痛
口内炎・下痢 脱毛・貧血
などの症状が起こりえることの
説明を受けた。
パクリタキセルを点滴するための
点滴ポートを埋め込む手術を受け
一泊二日の入院を終えたあと
医療用ウイッグの専門店を訪ねた。
どの時点で
脱毛が始まるのか
全く予想ができなかったので
早目に準備をしておくことにした。
フォンテーヌのショップで
医療用ウイッグを購入した。
仕事での着用に自然色のものと
外出用に栗色のものを準備をした。
( 38,000円 x 2個 )
脱毛を迎える前に
ショートカットにして置くことを勧められ
ウイッグショップでカットをしてもらった。
放射線治療計画 (合計25回)
2月13日(水)~15日 (金) 3回
2月18日(月)~22日 (金) 5回
2月25日(月)~3月1日(金) 5回
3月4日 (月)~3月8日(金) 5回
3月11日(月)~3月15日(金) 5回
3月18日(月)~3月19日(火) 2回
抗がん剤治療計画 (合計5回)
=パタリタキセル注射液 点滴=
2月14日(木)
2月21日(木)
2月28日(木)
3月7日 (木)
3月14日(木)
脱毛は2月27日(水) 夕方突然始まった。
3日後にはウイッグが必要なほどに
脱毛が進んだ。
一週間後には
90%以上 毛髪がなくなった。
3月2日から
しゃがむと激痛を伴った動悸に襲われた。
ドクンドクンと激痛を伴った脈が打った。
胸から首を通り顎を突き上げるような痛みだった。
立ち上がると治まった。
職場の和式トイレの使用が困難になった。
座る椅子の角度によって症状が出たが
和式トイレにしゃがむほどの激痛はなかった。
事務用の椅子や
車の椅子は
その症状は出なかった。
3月4日から
指先に軽いしびれが始まった。
治療はちょうど半分の期間が終わった。
私はいたって元気で通院し仕事ができている。
職場で和式のトイレを使用しなければ
生活に何の支障もなかった。
よく眠り よく食べ 憂いも 不安もなかった。
家族でも 職場でも私は病人扱いされなかった。
と言うか・・・
病気だからと特別扱いされていない
う~~~ん 大切にされていないゾ!
亡き義母の可愛がっていた花が
ふんわりとした春の優しい陽ざしを浴びて
私の心を くすぐった。
やさしい義母の声が私の心に届いた。
じゅんこさん 春になったね。
と