
2012年02月10日
摂食障害の娘へ 爆弾
私は 大きな爆弾を抱えている。
それは
今にも爆発して木端微塵に吹き飛んでしまいそう・・・。
それは
重く・・・
危なっかしくて・・・
思わずそっとおろしてしまいそうな気分になる。
時には
遠くに 投げてしまいたくなる・・・・。
絶対落としてはなるもんか!
衝撃を与えてはなるもんか!
そう言い聞かせながら一日が終わっていく。
みいの容態は目に見えて
悪化しているように感じる。
「 お母さん うまく言えないけれど
なんか
胸の中が・・・
身体の中が・・・
ざわざわする。
ザワザワ・・・」
「 一日中 心臓の動悸がひどく動けない。」
「 倒れる前のような ふわ~~とした感じがする。」
一昨日 39度の熱を出した。
にもかかわらず
病院に行くことをかたくなに拒む。
翌日
「 自分なりに ゆっくり休んでいるから・・・」と
壊れてしまいそうな笑顔を作る。
私は心臓が止まっているのでは・・・と
職場からメールを入れる。
野暮用で定時より早く帰ってみると留守。
しばらくして
買い物袋を持って帰宅。
「 牛乳が安売りだったので 2本買ってきたよ。
もう 熱も下がったよ 」
歩いての買い物は無理になったようで
最近は
車を使って出かけているようである。
私は再び 孫を 主人を迎えに家を出る。
午後6時前
すっかり温まった今に家族全員がそろう。
キッチンは対面
中央にダイニング
南にリビング
その横に趣味の部屋を設けている。
L字型の部屋の間取りは
常に戸をあけてワンルームとして使用している。
全ての部屋に陽射しが差し込み
常に家族が対話できるように
主人と共に設計した。
私の大好きなプレイルームに
来年は
孫のピカピカの机とランドセルが占領するはずである。


考えるだけでも
わくわくするようなチビを囲んだ毎日に
娘の姿はあるのだろうか・・・。
時折 どうしようもない不安に駆られる。
娘は
声を発するのが困難になり始めた。
飲み物が
むせ始めたので、なめるように口にしている。
散歩をやめるように
病院に行くように
洗濯物の世話をやめるように・・・
促す私に
反論しようとするが
感情が高ぶり 声は発せなくなり せき込む。
「 好きなように させといて・・・」
やっとの思いで口にする。
優しい言葉で包んであげなくてはいけない
と 思うが
心配のあまり
口出ししてしまう自分の無力さにあきれながら
一日が終わった。
かたくなに
周りの愛情をはねのけたり・・・
優しい感謝の言葉を発したり・・・
娘は
平成24年2月9日を生きた。
しかし
容態は日増しに悪化しているように思われる。
私は黙って
爆弾を抱えているだけの日々を送っている。
それは
今にも爆発して木端微塵に吹き飛んでしまいそう・・・。
それは
重く・・・
危なっかしくて・・・
思わずそっとおろしてしまいそうな気分になる。
時には
遠くに 投げてしまいたくなる・・・・。
絶対落としてはなるもんか!
衝撃を与えてはなるもんか!
そう言い聞かせながら一日が終わっていく。
みいの容態は目に見えて
悪化しているように感じる。
「 お母さん うまく言えないけれど
なんか
胸の中が・・・
身体の中が・・・
ざわざわする。
ザワザワ・・・」
「 一日中 心臓の動悸がひどく動けない。」
「 倒れる前のような ふわ~~とした感じがする。」
一昨日 39度の熱を出した。
にもかかわらず
病院に行くことをかたくなに拒む。
翌日
「 自分なりに ゆっくり休んでいるから・・・」と
壊れてしまいそうな笑顔を作る。
私は心臓が止まっているのでは・・・と
職場からメールを入れる。
野暮用で定時より早く帰ってみると留守。
しばらくして
買い物袋を持って帰宅。
「 牛乳が安売りだったので 2本買ってきたよ。
もう 熱も下がったよ 」
歩いての買い物は無理になったようで
最近は
車を使って出かけているようである。
私は再び 孫を 主人を迎えに家を出る。
午後6時前
すっかり温まった今に家族全員がそろう。
キッチンは対面
中央にダイニング
南にリビング
その横に趣味の部屋を設けている。
L字型の部屋の間取りは
常に戸をあけてワンルームとして使用している。
全ての部屋に陽射しが差し込み
常に家族が対話できるように
主人と共に設計した。
私の大好きなプレイルームに
来年は
孫のピカピカの机とランドセルが占領するはずである。
考えるだけでも
わくわくするようなチビを囲んだ毎日に
娘の姿はあるのだろうか・・・。
時折 どうしようもない不安に駆られる。
娘は
声を発するのが困難になり始めた。
飲み物が
むせ始めたので、なめるように口にしている。
散歩をやめるように
病院に行くように
洗濯物の世話をやめるように・・・
促す私に
反論しようとするが
感情が高ぶり 声は発せなくなり せき込む。
「 好きなように させといて・・・」
やっとの思いで口にする。
優しい言葉で包んであげなくてはいけない
と 思うが
心配のあまり
口出ししてしまう自分の無力さにあきれながら
一日が終わった。
かたくなに
周りの愛情をはねのけたり・・・
優しい感謝の言葉を発したり・・・
娘は
平成24年2月9日を生きた。
しかし
容態は日増しに悪化しているように思われる。
私は黙って
爆弾を抱えているだけの日々を送っている。
Posted by パールじゅんこ at 06:39│Comments(0)