
2012年02月28日
摂食障害の娘へ サプライズ
2月27日 月曜日
午前8時20分
それは
素晴らしいオープニングセレモニーだった。

病んでいる娘から
ステーキで祝ってもらい56歳の誕生日を迎え、
親である私に対しての様々な思いで
葛藤を繰り返している長女からの
「私の誕生日に孫を預かる」という粋な計らいで
自由で身軽な日曜の一日を過ごしリフレッシュした私が
又 新たな気持ちで一日をスタートさせた翌朝
職場を目の前にしたとき突然現れた虹。
それは
大自然からの
私へのサプライズプレゼントだった。

私は
いつか
私のブログを訪ねてくださった方の優しいコメントを思い出した。
「 雨もいつかは 必ず止みますから・・・ 」
私は
この短いコメントに支えられた。
そうよね。 止まない雨はないよね。
いつか
綺麗な青空が語りかけてくれるはず。
いつか
娘と共に
青空を見上げて笑える日が来るはず。
そう
言い聞かせることが出来た。
その優しい文章の言い回しは私の脳に催眠術をかけた。
雨も いつかは 必ずやむ。
雨は いつか きっと止むはず。
止んだよ・・・・。
雨
よし!
飛んでみよう! みい。
思い切って
飛び立とうよ! みい。
明るいみい。
ユーモラスなみい。
愉快なみい。
頑固で優柔の利かないみい。
今だよ チャンスは !!
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
一昨日 携帯を片手にお風呂上りの私にみいは伝えた。
「 あいつが 帰ってきたよ。
離婚用紙に お父さんの印鑑が押してないから
明日 印鑑持ってきて って。
みとめのどんな印鑑でもいいよ。 」
私は 一番大きくて
一番立派な
一番大切な
主人の印鑑を渡した。
私は待ち望んでいた。
この日を。
娘の離婚を待ち望む母親がどこにいるだろうか。
「 チビを父親のいない子にしたくない。」
と
かたくなに離婚を拒んでいた娘。
なのに
結婚生活を送ることに悲鳴を上げてしまった精神、肉体。
娘は
生と死を天秤にかけ
婿の真髄を図った。
死の宣告を受けた娘の枕元で・・・
かすかな希望にすがった血小板、抗生物質を投与している
娘の枕元で・・・
離婚の話を進めていった婿には
血管から血がにじみ出してきている首筋や胸元には
目がいかなかったんだろうか。
どこからか
婿の言葉が聞こえてきそうな気がした。
「 そいけん
おれが喰えって言っとったろうが。
喰わんば
大きな病気するっていっとったろう!
俺 なんも悪くなかばい。
暴力振るったわけでもないし 給料もちゃんと入れていたし。 」
・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・
私は差し出した我が家で一番立派な印鑑に
「 しっかりお父さんが引きうけるよ。
みいとチビは
しっかり お父さんが引き取るよ。
みいとチビは
しっかり お母さんが支えるから大丈夫。 」
という気持ちを込めた。
離婚届を提出する日がやってきた。
私は
どんなにか
この日を待っていたことか・・・。
世間体以上に
孫を父のいない子にする以上に
私は
娘の命を救いたい。
2月27日 月曜日 雨が 上がった。

午前8時20分
それは
素晴らしいオープニングセレモニーだった。

病んでいる娘から
ステーキで祝ってもらい56歳の誕生日を迎え、
親である私に対しての様々な思いで
葛藤を繰り返している長女からの
「私の誕生日に孫を預かる」という粋な計らいで
自由で身軽な日曜の一日を過ごしリフレッシュした私が
又 新たな気持ちで一日をスタートさせた翌朝
職場を目の前にしたとき突然現れた虹。
それは
大自然からの
私へのサプライズプレゼントだった。


私は
いつか
私のブログを訪ねてくださった方の優しいコメントを思い出した。
「 雨もいつかは 必ず止みますから・・・ 」
私は
この短いコメントに支えられた。
そうよね。 止まない雨はないよね。
いつか
綺麗な青空が語りかけてくれるはず。
いつか
娘と共に
青空を見上げて笑える日が来るはず。
そう
言い聞かせることが出来た。
その優しい文章の言い回しは私の脳に催眠術をかけた。
雨も いつかは 必ずやむ。
雨は いつか きっと止むはず。


止んだよ・・・・。
雨
よし!
飛んでみよう! みい。
思い切って
飛び立とうよ! みい。

明るいみい。
ユーモラスなみい。
愉快なみい。
頑固で優柔の利かないみい。
今だよ チャンスは !!
・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・
一昨日 携帯を片手にお風呂上りの私にみいは伝えた。
「 あいつが 帰ってきたよ。
離婚用紙に お父さんの印鑑が押してないから
明日 印鑑持ってきて って。
みとめのどんな印鑑でもいいよ。 」
私は 一番大きくて
一番立派な
一番大切な
主人の印鑑を渡した。
私は待ち望んでいた。
この日を。
娘の離婚を待ち望む母親がどこにいるだろうか。
「 チビを父親のいない子にしたくない。」
と
かたくなに離婚を拒んでいた娘。
なのに
結婚生活を送ることに悲鳴を上げてしまった精神、肉体。
娘は
生と死を天秤にかけ
婿の真髄を図った。
死の宣告を受けた娘の枕元で・・・
かすかな希望にすがった血小板、抗生物質を投与している
娘の枕元で・・・
離婚の話を進めていった婿には
血管から血がにじみ出してきている首筋や胸元には
目がいかなかったんだろうか。
どこからか
婿の言葉が聞こえてきそうな気がした。
「 そいけん
おれが喰えって言っとったろうが。
喰わんば
大きな病気するっていっとったろう!
俺 なんも悪くなかばい。
暴力振るったわけでもないし 給料もちゃんと入れていたし。 」
・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・
私は差し出した我が家で一番立派な印鑑に
「 しっかりお父さんが引きうけるよ。
みいとチビは
しっかり お父さんが引き取るよ。
みいとチビは
しっかり お母さんが支えるから大丈夫。 」
という気持ちを込めた。
離婚届を提出する日がやってきた。
私は
どんなにか
この日を待っていたことか・・・。
世間体以上に
孫を父のいない子にする以上に
私は
娘の命を救いたい。
2月27日 月曜日 雨が 上がった。

Posted by パールじゅんこ at 06:35│Comments(0)