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2012年03月08日
摂食障害の娘へ カウンセリング
庭先のみかん
きゅうり、にんじんの粕浸け
綺麗な色に漬け上がったたくあん
美味しい新鮮卵
みいに送られた
心に投与されたお見舞いというお薬をもらって
午後6時すぎ 病院を出た。
帰り着くまでの10分の道のりを
HAYATOは真剣な表情で
車内を流れるCDに耳を傾ける。
脳の中に歌詞を暗記しているのが・・
耳からコピーしているのが
目に見えるかのように感じられる。
スーパー戦隊ゴーカイジャー
ゴセイジャー ・ カクレンジャー ・ ニンジャマン
沢山のヒーローが
HAYATOの頭の中で活躍していることだろう。
「 早く元気になってHAYATOと喧嘩せんば・・。
長く病院にはいっとくお金ないよね 」
「 そうそう 元気になって
働かんばね。 」
ソファにふんぞり返ったHAYATOが会話に参加する。
「 ばあば お仕事にいかんと
仮面ライダー フォーゼのアストロスイッチ買われん?」
「 そう 一生懸命働かんばね
早くママにおうちのことしてもらわんと
廊下も埃で汚いよね。
お部屋の中もぐちゃぐちゃよねぇ 」
顔色のいいみいが
溌剌とした声でしゃべり笑う。
あれ?
ちゃんと 普通に声が出ている・・・。
岡田さんは駆け付けてくれた
山ひとつ越えた町から30分かけて
手作りのお漬物や
近くで販売されている美味しい卵や
庭のみかんと採って
駆け付けて、大きな声でみいを見舞った。
みいは病院でカウンセリングを受けている。
それは
年の功という素晴らしい経験を積んだ
人生の名医からの生きたカウンセリングである。
名医は四捨五入をすると
80歳になる耳の遠いおじいちゃんの岡田さんである。
脳における治療は素晴らしいものであることが
みいの言葉から
みいのオーラから感じられる。
みいが離婚をし再出発したことを心から喜び
再び実家に帰ることや
HAYATOを父親のない子にしたことなど
引け目に感じることなど何もない・・・と
大きな顔して親のお世話になり
ゆくゆくは親の世話をしろ・・・と
説いて帰ったそうである。
みいは言う。
「 お母さん 岡田のジィはどうして
なんでもわかるんかなぁ。
年を取ると
なんでもみえてくるんかなぁ。
全部言い当てるよ! 」
娘の声は明るい。
弾むように明るい。
岡田さんは倒れた娘の心を 精神を起こそうとしてくれている。
親である私達にはできないアドバイスを
みいに施してくれている。
耳の遠い岡田さんの声は
きっと 廊下まで筒抜けだろう。
大きなごつごつとした岡田さんの掌の中で
みいがすっぽり包まれて
癒されていくのが目に見えるように感じられる。
岡野朱里子さまのお母様の言葉が納得できる。
「 立派な心療内科の先生じゃないですよ。
娘さんを直すのは
誠意をもった方の熱意です! 」
その通りだと納得できる。
長かったトンネルの出口が見えた。
沢山の楽しい出来事や
いろんな夢が
そして支えてくださる沢山の方の笑顔が待っている。
午後7時30分
夕食中に電話が鳴った。
「 今日お母さんがお見舞いに見えた時に
お会いできなかったので
電話しました。」
徳田先生からの電話である。
娘の離婚の件を知っている先生のその声は明るく
茶目っ気のある言葉で結ばれた。
「 とても良い症候です。
ただ動き回って困ります。
もう 知らん顔していますよ。 」
こんなに身近に沢山の心療内科の名医がいた。
みい
念はつうじたかな?
誰が
みいの人生のシナリオをかいてるのかなぁ。
不思議だね。
きゅうり、にんじんの粕浸け
綺麗な色に漬け上がったたくあん
美味しい新鮮卵
みいに送られた
心に投与されたお見舞いというお薬をもらって
午後6時すぎ 病院を出た。
帰り着くまでの10分の道のりを
HAYATOは真剣な表情で
車内を流れるCDに耳を傾ける。
脳の中に歌詞を暗記しているのが・・
耳からコピーしているのが
目に見えるかのように感じられる。
スーパー戦隊ゴーカイジャー
ゴセイジャー ・ カクレンジャー ・ ニンジャマン
沢山のヒーローが
HAYATOの頭の中で活躍していることだろう。
「 早く元気になってHAYATOと喧嘩せんば・・。
長く病院にはいっとくお金ないよね 」
「 そうそう 元気になって
働かんばね。 」
ソファにふんぞり返ったHAYATOが会話に参加する。
「 ばあば お仕事にいかんと
仮面ライダー フォーゼのアストロスイッチ買われん?」
「 そう 一生懸命働かんばね
早くママにおうちのことしてもらわんと
廊下も埃で汚いよね。
お部屋の中もぐちゃぐちゃよねぇ 」
顔色のいいみいが
溌剌とした声でしゃべり笑う。
あれ?
ちゃんと 普通に声が出ている・・・。
岡田さんは駆け付けてくれた
山ひとつ越えた町から30分かけて
手作りのお漬物や
近くで販売されている美味しい卵や
庭のみかんと採って
駆け付けて、大きな声でみいを見舞った。
みいは病院でカウンセリングを受けている。
それは
年の功という素晴らしい経験を積んだ
人生の名医からの生きたカウンセリングである。
名医は四捨五入をすると
80歳になる耳の遠いおじいちゃんの岡田さんである。
脳における治療は素晴らしいものであることが
みいの言葉から
みいのオーラから感じられる。
みいが離婚をし再出発したことを心から喜び
再び実家に帰ることや
HAYATOを父親のない子にしたことなど
引け目に感じることなど何もない・・・と
大きな顔して親のお世話になり
ゆくゆくは親の世話をしろ・・・と
説いて帰ったそうである。
みいは言う。
「 お母さん 岡田のジィはどうして
なんでもわかるんかなぁ。
年を取ると
なんでもみえてくるんかなぁ。
全部言い当てるよ! 」
娘の声は明るい。
弾むように明るい。
岡田さんは倒れた娘の心を 精神を起こそうとしてくれている。
親である私達にはできないアドバイスを
みいに施してくれている。
耳の遠い岡田さんの声は
きっと 廊下まで筒抜けだろう。
大きなごつごつとした岡田さんの掌の中で
みいがすっぽり包まれて
癒されていくのが目に見えるように感じられる。
岡野朱里子さまのお母様の言葉が納得できる。
「 立派な心療内科の先生じゃないですよ。
娘さんを直すのは
誠意をもった方の熱意です! 」
その通りだと納得できる。
長かったトンネルの出口が見えた。
沢山の楽しい出来事や
いろんな夢が
そして支えてくださる沢山の方の笑顔が待っている。
午後7時30分
夕食中に電話が鳴った。
「 今日お母さんがお見舞いに見えた時に
お会いできなかったので
電話しました。」
徳田先生からの電話である。
娘の離婚の件を知っている先生のその声は明るく
茶目っ気のある言葉で結ばれた。
「 とても良い症候です。
ただ動き回って困ります。
もう 知らん顔していますよ。 」
こんなに身近に沢山の心療内科の名医がいた。
みい
念はつうじたかな?
誰が
みいの人生のシナリオをかいてるのかなぁ。
不思議だね。
Posted by パールじゅんこ at 06:41│Comments(2)
この記事へのコメント
山の根雪が やわらかい太陽の日差しを浴びて すこしづつ すこしづつ とけていっているような・・・
希望が かすかに見え始めた お母様のお気持ちを 察しもうしあげます。
希望が かすかに見え始めた お母様のお気持ちを 察しもうしあげます。
Posted by アジュンマふきこ at 2012年03月08日 10:11
ふきこさん
雨がやみました。
しばらくの間かもしれません。
又降り始めるかもしれません。
でも
やんでいる間にしなくてはいけないことがたくさんあります。
洗濯をしなくては・・・・
空気の入れ替えもしなくては・・・・
あたたかい春の陽気を蓄えなくては・・・・
心 満杯に!
再び雨が降ってきたときのために。
雨がやみました。
しばらくの間かもしれません。
又降り始めるかもしれません。
でも
やんでいる間にしなくてはいけないことがたくさんあります。
洗濯をしなくては・・・・
空気の入れ替えもしなくては・・・・
あたたかい春の陽気を蓄えなくては・・・・
心 満杯に!
再び雨が降ってきたときのために。
Posted by パールじゅんこ at 2012年03月09日 04:39