
2012年03月21日
摂食障害の娘と共に 試練
春のそよ風と
冬の陽だまりと
夏の木陰を
ブレンドしたような・・・・・
穏やかな笑顔が長身のOGUSUさんから
こぼれる。
そして
それはあたたかいミストとなって
私の心に降り注がれていく。
摂食障害による身体衰弱に
結石が容赦なく襲いかかり
入退院を繰り返していく次女みいを見舞う私は
昨年12月
みいの入院する徳田病院の玄関前のバス停で
思いがけない方と再会を果たした。
今の私の職場の工場を使用して
船舶機械の修理にあたっていたOGUSUさんが
転職してから10年弱の歳月が流れる。
突然の再会は
思いがけない場所だった。
私は感じた。
又
私の人生のシナリオを描き上げている何者かが・・
それを神と呼ぶなら・・
神様は平凡な私という人間に
50歳代を娘の病という試練を与えた。
そして
随所にはオアシスをセッティングする事も忘れなかった。
それは
高い過酷な山を登る私への
休憩所であり
宿泊所であり
あたたかい方々のエールであったり
一瞬吹いてくる優しい風となって。
OGUSUさんは
病院に入ろうとする私にゆとりを取り戻してくれる。
夕方6時前
駐車場に車を止め
駆けだしたHAYATOは大きな声で
「こんにちは!」と
OGUSUさんの横を走って病院に入っていく。
笑顔で答えてくれた後顔を私の方に向ける。
バスが来る5分ほど私はOGUSUさんと語る。
容態を話す私に
OGUSUさんは終始笑顔で穏やかに
「 大丈夫。 大丈夫。 娘さんは大丈夫!」という
言葉で締めくくる。
佐世保行きのバスが止まりOGUSUさんは
白いつえで
両足の前を左右にこんこんと叩き
路側帯を踏みあげて上手にバスの搭乗口に登っていく。
シューと音がしてドアが閉まり
OGUSUさんは一日の仕事である
鍼灸マッサージ治療院を閉めてバスで自宅へと帰っていく。
長身で綺麗な白髪になった
還暦を少し過ぎたOGUSUさんから
穏やかなスマイルミストを浴びた私は
笑顔で入院中のみいのもとを訪ねることが出来る。
みいを子供の頃から知っているOGUSUさんから
注がれたスマイルミストは、
私を通じて
みいに注がれていくように感じる。
視力を失ったOGUSUさんは
力強く私を励まし背中を押してくれる。
明るい明日が待っているよ! と。
みいは結石による激痛が背中に走り
3月16日夜に再び入院した。
冬の陽だまりと
夏の木陰を
ブレンドしたような・・・・・
穏やかな笑顔が長身のOGUSUさんから
こぼれる。
そして
それはあたたかいミストとなって
私の心に降り注がれていく。
摂食障害による身体衰弱に
結石が容赦なく襲いかかり
入退院を繰り返していく次女みいを見舞う私は
昨年12月
みいの入院する徳田病院の玄関前のバス停で
思いがけない方と再会を果たした。
今の私の職場の工場を使用して
船舶機械の修理にあたっていたOGUSUさんが
転職してから10年弱の歳月が流れる。
突然の再会は
思いがけない場所だった。
私は感じた。
又
私の人生のシナリオを描き上げている何者かが・・
それを神と呼ぶなら・・
神様は平凡な私という人間に
50歳代を娘の病という試練を与えた。
そして
随所にはオアシスをセッティングする事も忘れなかった。
それは
高い過酷な山を登る私への
休憩所であり
宿泊所であり
あたたかい方々のエールであったり
一瞬吹いてくる優しい風となって。
OGUSUさんは
病院に入ろうとする私にゆとりを取り戻してくれる。
夕方6時前
駐車場に車を止め
駆けだしたHAYATOは大きな声で
「こんにちは!」と
OGUSUさんの横を走って病院に入っていく。
笑顔で答えてくれた後顔を私の方に向ける。
バスが来る5分ほど私はOGUSUさんと語る。
容態を話す私に
OGUSUさんは終始笑顔で穏やかに
「 大丈夫。 大丈夫。 娘さんは大丈夫!」という
言葉で締めくくる。
佐世保行きのバスが止まりOGUSUさんは
白いつえで
両足の前を左右にこんこんと叩き
路側帯を踏みあげて上手にバスの搭乗口に登っていく。
シューと音がしてドアが閉まり
OGUSUさんは一日の仕事である
鍼灸マッサージ治療院を閉めてバスで自宅へと帰っていく。
長身で綺麗な白髪になった
還暦を少し過ぎたOGUSUさんから
穏やかなスマイルミストを浴びた私は
笑顔で入院中のみいのもとを訪ねることが出来る。
みいを子供の頃から知っているOGUSUさんから
注がれたスマイルミストは、
私を通じて
みいに注がれていくように感じる。
視力を失ったOGUSUさんは
力強く私を励まし背中を押してくれる。
明るい明日が待っているよ! と。
みいは結石による激痛が背中に走り
3月16日夜に再び入院した。
Posted by パールじゅんこ at 06:50│Comments(0)