
2012年04月22日
摂食障害の娘と共に 我が身
不思議なことが多すぎる。
説明できない事態が
出来事が
出会いが
なぜだかわからないが
仕組まれていると・・・
設定されていると・・・
何者かが仕向けたと・・・
思われる出来事が多すぎる。
娘が長い昏睡状態から目覚め
私はできる限りの時間を
娘のベットに寄り添って過ごした。
しかし
超が付くほどの零細企業で勤めている私は
完全に毎日休暇を取るわけにはいかない。
午前中いっぱい病院で娘を見守り
午後には職場に足を運んだ。
そんな ある日の午後
出張修理に社長とパート勤務の男性が出かけて行った。
真珠養殖業の二代目若社長が
船舶機械のパンフレットを見せて欲しいと
来店したのは
私が一人で事務処理に追われているときだった。
質素な事務所で私はお茶を出した。
40歳を少し過ぎた二代目社長は
「 午前中 一度おやじと来たんだが・・
娘さん具合が悪いんだって? 」
20歳代の頃の彼は
太陽の下で 汗水流して働く青年には似合わない
甘いマスクの青年だった。
高度成長と共に景気のいい真珠養殖業の社長の家に生まれ
経済的に恵まれ
景気の良いころに幼少時代 青年時代を過ごした彼は
自然と家業を継いだ。
神戸大震災以来
真珠養殖業界は景気が落ち込んでしまった。
不景気の最中に
初代社長が後退して若い彼が社長を就任し
多くの従業員を抱え頑張って太陽の下で働いてきた。
その真珠業の養殖に関する船舶機械を取り扱っている
私の勤務する会社も
かつては
沢山の利益をもたらせてもらった。
かつては・・・・の話である。
日に焼けて
逞しさが加わった40歳半ばの社長は
凛とした逞しい壮年へと成長してきた。
簡単に娘の症状を告げた私に
彼から信じられない言葉が出た。
「 神様はいるよ!
絶対神様はいるからね!
娘さんは大丈夫だよ。」
私は心の底から驚いた。
私は神様の話など一切口にしていなかったから
心底驚いた。
私は神様に祈ってきた。
すがる思いで
祈り続けてきた。
私は一言も神様のことについては触れなかった。
にもかかわらず
若い彼はきっぱりと言い切った。
「 神さまは いるよ! 」 と!
私は不思議な驚きで胸がいっぱいになった。
「 どうして そう言い切れますか? 」
私は同志と巡り合えた思いで尋ねた。
彼は結婚3年目にして奥様が難病に侵され、
真珠業界の不振、と
人生のどん底を味わった・・・と。
「 しかし
負けるもんか!
立ち直って見せるぞ!と
歯を食いしばって頑張ってきた。
神さまはいるよ。
あきらめない限り
神さまは助けてくれるよ! 」
「 僕は信じてるよ。
神さまは絶対いるってね。 」
私は不思議な気がした。
だれ?
誰が今日 この時間に彼を私の前に
足を運ばせたの?
誰もいない私だけの事務所に
電話もかからないようにセッティングして
誰が彼の足を運ばせたの?
年若い彼はお茶を飲み終え腰を上げる前に
私に念を押した。
「 頑張りすぎないようにね。
あきらめない限り神さまは絶対いるからね。」
私は暖かいものが胸にこみ上げてきた。
何故だか
亡き義母の笑顔が浮かんできた。
彼を私の元へ導いたのは・・・・だれ?
誰が彼の口を借りて私を労わろうとしてくれたの?
「 頑張りすぎないようにね。 」
亡き義母の優しい笑顔が浮かんできた。
仏さま・・・?
私は風邪気味なのか少し体調を崩しかけていた。
説明できない事態が
出来事が
出会いが
なぜだかわからないが
仕組まれていると・・・
設定されていると・・・
何者かが仕向けたと・・・
思われる出来事が多すぎる。
娘が長い昏睡状態から目覚め
私はできる限りの時間を
娘のベットに寄り添って過ごした。
しかし
超が付くほどの零細企業で勤めている私は
完全に毎日休暇を取るわけにはいかない。
午前中いっぱい病院で娘を見守り
午後には職場に足を運んだ。
そんな ある日の午後
出張修理に社長とパート勤務の男性が出かけて行った。
真珠養殖業の二代目若社長が
船舶機械のパンフレットを見せて欲しいと
来店したのは
私が一人で事務処理に追われているときだった。
質素な事務所で私はお茶を出した。
40歳を少し過ぎた二代目社長は
「 午前中 一度おやじと来たんだが・・
娘さん具合が悪いんだって? 」
20歳代の頃の彼は
太陽の下で 汗水流して働く青年には似合わない
甘いマスクの青年だった。
高度成長と共に景気のいい真珠養殖業の社長の家に生まれ
経済的に恵まれ
景気の良いころに幼少時代 青年時代を過ごした彼は
自然と家業を継いだ。
神戸大震災以来
真珠養殖業界は景気が落ち込んでしまった。
不景気の最中に
初代社長が後退して若い彼が社長を就任し
多くの従業員を抱え頑張って太陽の下で働いてきた。
その真珠業の養殖に関する船舶機械を取り扱っている
私の勤務する会社も
かつては
沢山の利益をもたらせてもらった。
かつては・・・・の話である。
日に焼けて
逞しさが加わった40歳半ばの社長は
凛とした逞しい壮年へと成長してきた。
簡単に娘の症状を告げた私に
彼から信じられない言葉が出た。
「 神様はいるよ!
絶対神様はいるからね!
娘さんは大丈夫だよ。」
私は心の底から驚いた。
私は神様の話など一切口にしていなかったから
心底驚いた。
私は神様に祈ってきた。
すがる思いで
祈り続けてきた。
私は一言も神様のことについては触れなかった。
にもかかわらず
若い彼はきっぱりと言い切った。
「 神さまは いるよ! 」 と!
私は不思議な驚きで胸がいっぱいになった。
「 どうして そう言い切れますか? 」
私は同志と巡り合えた思いで尋ねた。
彼は結婚3年目にして奥様が難病に侵され、
真珠業界の不振、と
人生のどん底を味わった・・・と。
「 しかし
負けるもんか!
立ち直って見せるぞ!と
歯を食いしばって頑張ってきた。
神さまはいるよ。
あきらめない限り
神さまは助けてくれるよ! 」
「 僕は信じてるよ。
神さまは絶対いるってね。 」
私は不思議な気がした。
だれ?
誰が今日 この時間に彼を私の前に
足を運ばせたの?
誰もいない私だけの事務所に
電話もかからないようにセッティングして
誰が彼の足を運ばせたの?
年若い彼はお茶を飲み終え腰を上げる前に
私に念を押した。
「 頑張りすぎないようにね。
あきらめない限り神さまは絶対いるからね。」
私は暖かいものが胸にこみ上げてきた。
何故だか
亡き義母の笑顔が浮かんできた。
彼を私の元へ導いたのは・・・・だれ?
誰が彼の口を借りて私を労わろうとしてくれたの?
「 頑張りすぎないようにね。 」
亡き義母の優しい笑顔が浮かんできた。
仏さま・・・?
私は風邪気味なのか少し体調を崩しかけていた。
Posted by パールじゅんこ at 00:19│Comments(0)