
2012年04月27日
摂食障害の娘と共に 錯覚
この掌で HAYATOは掴み取るはず。


始まったばかりのHAYATOの人生を
この掌で受け止めながら
生きていかなければならない。
楽しさも
悲しさも
苦しさも
驚きも
悔しさも
一分 一秒 待ってくれない時の流れの中で
HAYATOは生き育つ。
境遇という定めの中で
HAYATOは生きていかなければならない。
生きていることの苦しさを!

生きていることの喜びを!

HAYATOの掌で掴み取りながら
生きていかなければならない。
自然は常に誰にでも同じように
優しさを
穏やかさを
和やかさを
厳しさを
与えてくれるはず。
HAYATO
心の目を澄まして見てごらん。
風は
いつでも 悲しみ 苦しみを 飛ばしてくれるはず。
あなたの
その輝いた瞳の先に
いつでも
風は新鮮な喜びを運んでくれるはず。
忘れないで! ひとときも!
あなたは
愛されているよ。 たくさんの人たちに。

4月22日(日) 午後4時



薫風にのって こいのぼりが泳いだ。
風とともに HAYATOの心が
こいのぼりと戯れながら
軽やかに大空を飛んでいるのが
見えるような気がした。




HAYATO
待ってあげようね。
ママの笑顔が戻ってくるのを。

すぐに こんな楽しい日が
やってくるはず。
すぐに!

HAYATOの人生は
ママを守ることだよ。
いずれ現れる
HAYATOのかけがえのないパートナーと共に
ママを守って!

今は
ジイジとバアバが HAYATOを守るよ。
あなたの心の中に
いつも暖かい風が吹いているように・・
いつも優しい陽だまりに満たされているように・・
今は
ジイジとバアバがあなたを守るよ!

4月22日(日)
みいは 言葉が出ない悔しさを
言葉にならない声を発して
HAYATOの前で泣いた。
HAYATOをそばに手招きして
は は は は と笑い声を発した。
HAYATOは
ベットで泣くみいを不思議そうに見つめた。
4月23日(月) 24日(火)
咳のひどいHAYATOはママに逢いに行かなかった。
みいは
ベットに自力で起き上がり 腰を掛けるようになった。
4月25日(水)
食欲のコントロールの効かないみいの周りから
お菓子や
ベット横の冷蔵庫の食べ物が
看護師の手で 隠された。
4月26日(木)
ベットから起き上がり
点滴のスタンドを持ち 歩けるようになった。
HAYATOの見舞った前で
首からのの点滴が外された。
簡単熟語が出るようになった。
あっち いって
おいしかった ありがとう
かってに せんで
うち かえる
私は不思議な錯覚に陥った。
娘は
2歳児 3歳児 そして 4歳児 と
成長してきているように感じる。
娘はHAYATOのいない時には
まるで
だだっこのように 怒りベットで暴れる。
私は
20数年前の幼児期のみいを育てていた頃を
思い出した。
すごく
不思議な錯覚に陥る。
Posted by パールじゅんこ at 06:41│Comments(0)