
2012年05月30日
摂食障害の娘と共に 応援歌
雲一つないまぶしい朝
家の周りを散策するみいは
ご近所の奥様と
朝の挨拶を交わしていた。

幼いころから可愛がってくれたおばちゃんを前に
みいは顔中 しわだらけにして笑顔があふれていた。
みいは軽く言語障害が残ったままである。
その笑顔が消えないままに
私達を送り出した。
5月29日(火)
いつもと変わらない平凡な一日が始まった。
みいは
「 行ってらっしゃい。」と
穏やかにHAYATOに手を振って見送った。

HAYATOを幼稚園に送り届け
主人と束の間の二人きりの時間を持ち
職場の前で車を止め主人を降ろす。
海沿いの田舎道を10分弱
ひとり走らせる車の中で
大好きなCMソングを取り込んだ歌が
心の中に響いてきた。
今 この瞬間
私が感じていること
みいを思っていることにぴったりのこの歌詞は
私の心に深く浸透していった。
みいに伝えたい。
この気持ちを・・。
主人に語りたい。
今の願いを・・。



「 たしかなこと 」 小田和正 
作曲:小田和正
作詞:小田和正
雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で
哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ
時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた君のために 今何ができるか
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
自分のこと大切にして 誰かのこと そっと想うみたいに
切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで
疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても
なくしたもの探しにいこう いつか いつの日か見つかるはず
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること
君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ
君は空を見てるか 風の音を聞いてるか
もう二度とこゝへは戻れない
でもそれを哀しいと 決して思わないで
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
どんな時も きっとそばにいるから
その夜
私たちはみいがつくった晩御飯を囲んだ。
みいのお皿に盛られたおかずは
私のおかずと変わらない量が盛り付けられていた。
私は
待ってみようと思う。
やさしい日々を過ごしながら
31歳のみいが・・・
一児の母親であるみいが・・・
7年という結婚生活によって
苦しんできた傷を癒しながら
理性を取り戻し
しっかりと自分を見つめ
明るい明日に向かって歩き始めるのを
待ってみようと思う。
みい
私達家族は
いつでも みいのそばにいるよ。
みい
私達家族は
いつでも みいが必要だよ。
今までも 今からも。
家の周りを散策するみいは
ご近所の奥様と
朝の挨拶を交わしていた。

幼いころから可愛がってくれたおばちゃんを前に
みいは顔中 しわだらけにして笑顔があふれていた。
みいは軽く言語障害が残ったままである。
その笑顔が消えないままに
私達を送り出した。
5月29日(火)
いつもと変わらない平凡な一日が始まった。
みいは
「 行ってらっしゃい。」と
穏やかにHAYATOに手を振って見送った。

HAYATOを幼稚園に送り届け
主人と束の間の二人きりの時間を持ち
職場の前で車を止め主人を降ろす。
海沿いの田舎道を10分弱
ひとり走らせる車の中で
大好きなCMソングを取り込んだ歌が
心の中に響いてきた。
今 この瞬間
私が感じていること
みいを思っていることにぴったりのこの歌詞は
私の心に深く浸透していった。
みいに伝えたい。
この気持ちを・・。
主人に語りたい。
今の願いを・・。











作曲:小田和正
作詞:小田和正
雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で
哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ
時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた君のために 今何ができるか
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
自分のこと大切にして 誰かのこと そっと想うみたいに
切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで
疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても
なくしたもの探しにいこう いつか いつの日か見つかるはず
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること
君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ
君は空を見てるか 風の音を聞いてるか
もう二度とこゝへは戻れない
でもそれを哀しいと 決して思わないで
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
どんな時も きっとそばにいるから


その夜
私たちはみいがつくった晩御飯を囲んだ。
みいのお皿に盛られたおかずは
私のおかずと変わらない量が盛り付けられていた。
私は
待ってみようと思う。
やさしい日々を過ごしながら
31歳のみいが・・・
一児の母親であるみいが・・・
7年という結婚生活によって
苦しんできた傷を癒しながら
理性を取り戻し
しっかりと自分を見つめ
明るい明日に向かって歩き始めるのを
待ってみようと思う。
みい
私達家族は
いつでも みいのそばにいるよ。
みい
私達家族は
いつでも みいが必要だよ。
今までも 今からも。
Posted by パールじゅんこ at 06:50│Comments(0)