
2012年06月20日
摂食障害の娘と共に 笑い声
そういえば・・・
みいが笑っている。
なんだか 久しぶりに
笑い声を聞いたような・・・
笑うという当たり前のことが
こんなに こんな風に感じられるなんて・・。
幼いころ
家の外の陽だまりの中
日向ぼっこをするおばあちゃんのそばで
他愛もない遊びを繰り広げていた
あの懐かしい思い出に浸った時の
ぽっと
心が温かくなる感情・・・。
そんな思いでみいの笑い声を心に受け止めた。
そういえば
数日前から聞いていたみいの笑い声。
「あらぁ あんた 日に焼けたね。
すごく 色黒になったよ。 」
「 うん 毎日外ばかりいるから・・
Ha Ha Ha Ha
」
「 こら HAYATO またお菓子食べよるね
こぶたくんになるよ。
Ha Ha Ha Ha
」
ほんのなにげない 毎日の中で
嬉しいというのは少し物足りなくて
幸せというのもなんだか少し違う・・・
でも
心がぱっと開き
瞬間に
懐かしくあま~~い風が流れ込んだような
気分にさせられるみいの笑い声。
暗く深い谷の底に
何度も何度も落ち込んでしまいそうだった。
仏様にすがり
神さまに願い
暖かい人々の応援を受けて
誠意あふれる方々に助けられ
切り抜けてこられた娘の危機に
終止符を打つことが出来たような気がする。
私たちは
明るい明日に向かって歩き出せる。

「 おかあさん
今日スーパーでHARUNAに会ったよ。
二人目の赤ちゃん
大きくなってるよ。 」
「 ちゃんと 友達のHARUNAちゃんのこと覚えてた? 」
「 わかるさ なんでもわかるよ。 」
「 良かったね 」
そんなみいは私に質問する。
何回も・・・
何回でも。
同じことを繰り返し質問する。
「 うちは どうして入院ばかりしてたの? 」
わたしは
初めて説明するかのように
何回でもみいに教える。
「 徳田先生のこと ちゃんと覚えてる? 」
「 それは覚えてるよ。
入院してたのも覚えてる。
でも どこが悪くて入院していたのかが
いくら考えても わからない。」
わたしは
初めて説明するかのように
何回でもみいに教える。
・・・高次脳機能障害・・・
小さな妖精たちが 風に舞った。
ひたすら みいの安否を見つめてくれた
姑のまなざしに感じたクリスマスローズの横で
可憐な ユキノシタが
風にそよがれて揺れた。
姑の優しさがよみがえってくるような気分にさせられた。


玄関先のふくろう君の後ろで
小さな妖精たちが 囁いている。

もう 大丈夫だよ。 って。
さぁ 歩き出そう!
今日のひとつ ひとつの小さな思いが
かけがえのない思い出となって
みいの記憶に積み重ねられるように・・・。
消えたかもしれない楽しかった過去の思い出に
引けを取らないような
思い出を新たに積み重ねていけばいい。
みいの命を救ってくださった
多くの方々のことを
忘れていないなら大丈夫。
みいは 合格点がもらえるはず。
進級できるはず。
さぁ 前進だよ。 みい!
みいが笑っている。
なんだか 久しぶりに
笑い声を聞いたような・・・

笑うという当たり前のことが
こんなに こんな風に感じられるなんて・・。
幼いころ
家の外の陽だまりの中
日向ぼっこをするおばあちゃんのそばで
他愛もない遊びを繰り広げていた
あの懐かしい思い出に浸った時の
ぽっと
心が温かくなる感情・・・。
そんな思いでみいの笑い声を心に受け止めた。
そういえば
数日前から聞いていたみいの笑い声。
「あらぁ あんた 日に焼けたね。
すごく 色黒になったよ。 」
「 うん 毎日外ばかりいるから・・
Ha Ha Ha Ha

「 こら HAYATO またお菓子食べよるね
こぶたくんになるよ。
Ha Ha Ha Ha

ほんのなにげない 毎日の中で
嬉しいというのは少し物足りなくて
幸せというのもなんだか少し違う・・・
でも
心がぱっと開き
瞬間に
懐かしくあま~~い風が流れ込んだような
気分にさせられるみいの笑い声。
暗く深い谷の底に
何度も何度も落ち込んでしまいそうだった。
仏様にすがり
神さまに願い
暖かい人々の応援を受けて
誠意あふれる方々に助けられ
切り抜けてこられた娘の危機に
終止符を打つことが出来たような気がする。
私たちは
明るい明日に向かって歩き出せる。

「 おかあさん
今日スーパーでHARUNAに会ったよ。
二人目の赤ちゃん
大きくなってるよ。 」
「 ちゃんと 友達のHARUNAちゃんのこと覚えてた? 」
「 わかるさ なんでもわかるよ。 」
「 良かったね 」
そんなみいは私に質問する。
何回も・・・
何回でも。
同じことを繰り返し質問する。
「 うちは どうして入院ばかりしてたの? 」
わたしは
初めて説明するかのように
何回でもみいに教える。
「 徳田先生のこと ちゃんと覚えてる? 」
「 それは覚えてるよ。
入院してたのも覚えてる。
でも どこが悪くて入院していたのかが
いくら考えても わからない。」
わたしは
初めて説明するかのように
何回でもみいに教える。
・・・高次脳機能障害・・・
小さな妖精たちが 風に舞った。

ひたすら みいの安否を見つめてくれた
姑のまなざしに感じたクリスマスローズの横で
可憐な ユキノシタが
風にそよがれて揺れた。
姑の優しさがよみがえってくるような気分にさせられた。


玄関先のふくろう君の後ろで
小さな妖精たちが 囁いている。

もう 大丈夫だよ。 って。
さぁ 歩き出そう!
今日のひとつ ひとつの小さな思いが
かけがえのない思い出となって
みいの記憶に積み重ねられるように・・・。
消えたかもしれない楽しかった過去の思い出に
引けを取らないような
思い出を新たに積み重ねていけばいい。
みいの命を救ってくださった
多くの方々のことを
忘れていないなら大丈夫。
みいは 合格点がもらえるはず。
進級できるはず。
さぁ 前進だよ。 みい!
Posted by パールじゅんこ at 06:22│Comments(0)