
2012年08月19日
摂食障害 克服への道のり
月明かりのない闇の中から
止むことのない虫の声が一晩中聞こえてくる。
リリリリ リリリリリ リリリリリ
チ・チ・チ・チ
ガチャガチャガチャガチャ
チロチロチロ チロチロチロ
みいが・・・
HAYATOが・・・
主人が・・・
寝静まった深夜
私はやっと自分の時間を持てた。
梅雨の終わりがついこの前のように思われるのに
もう
目の前に
秋の気配が感じられる。
この一か月間
我が家は たくさんの親戚を迎えた。
みんな一様に
「 みいちゃんが元気なので安心した。」と
2~3泊して 帰っていった。
大阪からやってきた甥っ子家族は
みいと共に
HAYATOと交わりながら
真夏のアウトドアを満喫していった。
みいは明るく元気に
釣りを楽しみ
乗馬を楽しみ
食事を楽しんだ。
私は
みいができることだけをさりげなく導きながら
規則正しい毎日を送っている。
みいは 軽い障害を引きずってしまった。
助言しないと
同じことばかり繰り返してしまう。
「 みい 着替えなさいね。 汗かいているから 」
「 HAYATOのリュックの中のお箸はちゃんと洗えるよねえ。
毎日 タオルと体操服も取り替えなさいよね。」
「 そうか。 解った。
替えなくてもいいかと思ってた。
」
とても素直に受け答えが返ってくる・・・。
が できない。
同じ時間が来ると
きちんと 買い物に出かける。
同じ服ばかり着て出かける。
「 今日は こちらの服にすれば…。」
「 あゝそうね。 そっちが良いね 」
とても穏やかで素直に従うので
どんなに気が休まることか・・。
お盆を迎え
主人側の親戚が集まった。
温泉に出かけた際に
私は みいもみんなの仲間入りをさせてみた。
みいの痩せた体を隠す必要はないと感じたから。
みいも 笑って 一緒に温泉を楽しんだ。
隠すことはない!
全てを 裸になって 生きていけばいい!
必死になって
なりふり構わず生きていけばいい!
大変な時は必死になって
楽しいときは笑い転げて
家族がスクラム組んで生きていけばいい!
みいの生死の境を乗りこえて
私が得たのは このことであった。
世間体はいらない。
必死で頑張っている私達家族をみて
そっと心を寄せてくれる人がいた。
暖かい手を差し伸べてくれる人がいた。
優しい声をかけてくれる人がいた。
一緒に涙を流してくれる人がいた。
沢山の虫の声は
すぐ目の前に秋を運んできた。
私は次のステップに進まなければいけない。
みいに「HAYATOの母親」としての役目を
少しずつ返していかなければならない。
● 幼稚園のお迎え
● 日常的なHAYATOの世話
● 母親としての自覚
みいは
たくさんの人と交わるたびに快復していっている。
そのことが明確に感じ取れる。
次のステップに進む時期がやってきたように思える。
私は涼しくなる日がとても待ちどうしい。
秋がこんなに待ちどうしく感じたことはかつてなかった。
庭の片隅で
姑の好きだった萩が一輪 一輪と開き始めた。
白露も
こぼさぬ萩の
うねりかな
= 松尾 芭蕉 =
止むことのない虫の声が一晩中聞こえてくる。
リリリリ リリリリリ リリリリリ
チ・チ・チ・チ
ガチャガチャガチャガチャ
チロチロチロ チロチロチロ
みいが・・・
HAYATOが・・・
主人が・・・
寝静まった深夜
私はやっと自分の時間を持てた。
梅雨の終わりがついこの前のように思われるのに
もう
目の前に
秋の気配が感じられる。
この一か月間
我が家は たくさんの親戚を迎えた。
みんな一様に
「 みいちゃんが元気なので安心した。」と
2~3泊して 帰っていった。
大阪からやってきた甥っ子家族は
みいと共に
HAYATOと交わりながら
真夏のアウトドアを満喫していった。
みいは明るく元気に
釣りを楽しみ
乗馬を楽しみ
食事を楽しんだ。
私は
みいができることだけをさりげなく導きながら
規則正しい毎日を送っている。
みいは 軽い障害を引きずってしまった。
助言しないと
同じことばかり繰り返してしまう。
「 みい 着替えなさいね。 汗かいているから 」
「 HAYATOのリュックの中のお箸はちゃんと洗えるよねえ。
毎日 タオルと体操服も取り替えなさいよね。」
「 そうか。 解った。
替えなくてもいいかと思ってた。

とても素直に受け答えが返ってくる・・・。
が できない。
同じ時間が来ると
きちんと 買い物に出かける。
同じ服ばかり着て出かける。
「 今日は こちらの服にすれば…。」
「 あゝそうね。 そっちが良いね 」
とても穏やかで素直に従うので
どんなに気が休まることか・・。
お盆を迎え
主人側の親戚が集まった。
温泉に出かけた際に
私は みいもみんなの仲間入りをさせてみた。
みいの痩せた体を隠す必要はないと感じたから。
みいも 笑って 一緒に温泉を楽しんだ。
隠すことはない!
全てを 裸になって 生きていけばいい!
必死になって
なりふり構わず生きていけばいい!
大変な時は必死になって
楽しいときは笑い転げて
家族がスクラム組んで生きていけばいい!
みいの生死の境を乗りこえて
私が得たのは このことであった。
世間体はいらない。
必死で頑張っている私達家族をみて
そっと心を寄せてくれる人がいた。
暖かい手を差し伸べてくれる人がいた。
優しい声をかけてくれる人がいた。
一緒に涙を流してくれる人がいた。
沢山の虫の声は
すぐ目の前に秋を運んできた。
私は次のステップに進まなければいけない。
みいに「HAYATOの母親」としての役目を
少しずつ返していかなければならない。
● 幼稚園のお迎え
● 日常的なHAYATOの世話
● 母親としての自覚
みいは
たくさんの人と交わるたびに快復していっている。
そのことが明確に感じ取れる。
次のステップに進む時期がやってきたように思える。
私は涼しくなる日がとても待ちどうしい。
秋がこんなに待ちどうしく感じたことはかつてなかった。
庭の片隅で
姑の好きだった萩が一輪 一輪と開き始めた。
白露も
こぼさぬ萩の
うねりかな
= 松尾 芭蕉 =
Posted by パールじゅんこ at 01:38│Comments(0)