
2012年10月30日
儚げな雲
葉っぱの散った後に
たくましい幹が現れた。
そのたくましさに
心魅かれた。
「 ほら なんか すごいよ 」
私は主人の横で つぶやいて
思わず シャターをおした。
「 どこが いいんだ・・・???」
主人が見上げて あきれた。

長女の息子 SOUTAのお遊戯会を観覧した後
隣接する小学校の校庭の
樹の上をゆっくりと雲が流れていく。
葉っぱの散り始めた樹の上を
儚げな 一塊の雲が
ゆっくりと流れていく。
私の心は
はるか遠い山形の地で
ひとり 摂食障害という病で苦しんでいる女性に馳せた。
心の病は
誰によって救われるんだろう。
摂食障害でひとり苦しんでいる彼女は
サイバーの世界で
私に訴えた。
そして 無力な私に
ひとつの言葉を残した。
「 じゅんこさんはわかっていないよ 」と
私は
他人の気持ちも
他人の思っている事も
理解できない。
4人兄姉の末っ子で甘やかされて育ってきた私は
きっと
他人を慈しむ感情に乏しいんだろう。
大きな 深い深い情にかけているのかもしれない。
しかし
貴女に心を寄せることはできるよ。
貴女が苦しんでいるだろうと
思いを寄せることはできるよ。
貴女の気持ちを解ってあげるには
私は無力すぎる。
でも
元気を取り戻して・・と祈ることはできる。
私は
貴女のカウンセラーには到底なれない。
でも
そっと 思いは寄せられるよ。
感じてみて・・・。
私は 祈っている。
遠い見知らぬ地で暮らす貴女の幸せを。
私が
たくさんの見知らぬ人たちの祈りに支えられたように
米沢で 一人で暮らす貴女が
元気を取り戻すことを
私は遠い地から祈っている。
賢くて素敵なはずの貴女が
元気を取り戻すのを私は祈ってあげるしかできない。
ゆっくりと流れていく儚げな雲は
貴女の住む街まで届くのだろうか。
私は空を見上げて山形の地で暮らす貴女を思う。
心を開いて
どうか
貴女の周りを見て。
きっと 貴女を救ってくれる人はいるよ。
たくさんいるよ。
貴女の周りに・・。
私は 貴女に手を差し伸べて揚げることはできない。
でも
気持ちは 寄り添えるから・・。
貴女の気持ちは分かってあげられないが
貴女を思う気持ちは
私の心にはあるから・・。
冷たい風が吹き始め
痩せた体には大きなダメージを受ける季節が到来するが
どうか
心を開いて。
立ち上がって
勇気をだして
貴女を囲んでくれる人たちに微笑みかけてみて・・
明日は晴れているよ。
雲は流れる。
厳しい冬がやってくる・・。
貴女の体にはきっと厳しすぎるだろうが
乗り越えてね・・。
一緒に乗り越えよう・・と言ってあげられないが・・・。
必ず 春はやってくるから。
たくましい幹が現れた。
そのたくましさに
心魅かれた。
「 ほら なんか すごいよ 」
私は主人の横で つぶやいて
思わず シャターをおした。
「 どこが いいんだ・・・???」
主人が見上げて あきれた。

長女の息子 SOUTAのお遊戯会を観覧した後
隣接する小学校の校庭の
樹の上をゆっくりと雲が流れていく。
葉っぱの散り始めた樹の上を
儚げな 一塊の雲が
ゆっくりと流れていく。
私の心は
はるか遠い山形の地で
ひとり 摂食障害という病で苦しんでいる女性に馳せた。
心の病は
誰によって救われるんだろう。
摂食障害でひとり苦しんでいる彼女は
サイバーの世界で
私に訴えた。
そして 無力な私に
ひとつの言葉を残した。
「 じゅんこさんはわかっていないよ 」と
私は
他人の気持ちも
他人の思っている事も
理解できない。
4人兄姉の末っ子で甘やかされて育ってきた私は
きっと
他人を慈しむ感情に乏しいんだろう。
大きな 深い深い情にかけているのかもしれない。
しかし
貴女に心を寄せることはできるよ。
貴女が苦しんでいるだろうと
思いを寄せることはできるよ。
貴女の気持ちを解ってあげるには
私は無力すぎる。
でも
元気を取り戻して・・と祈ることはできる。
私は
貴女のカウンセラーには到底なれない。
でも
そっと 思いは寄せられるよ。
感じてみて・・・。
私は 祈っている。
遠い見知らぬ地で暮らす貴女の幸せを。
私が
たくさんの見知らぬ人たちの祈りに支えられたように
米沢で 一人で暮らす貴女が
元気を取り戻すことを
私は遠い地から祈っている。
賢くて素敵なはずの貴女が
元気を取り戻すのを私は祈ってあげるしかできない。
ゆっくりと流れていく儚げな雲は
貴女の住む街まで届くのだろうか。
私は空を見上げて山形の地で暮らす貴女を思う。
心を開いて
どうか
貴女の周りを見て。
きっと 貴女を救ってくれる人はいるよ。
たくさんいるよ。
貴女の周りに・・。
私は 貴女に手を差し伸べて揚げることはできない。
でも
気持ちは 寄り添えるから・・。
貴女の気持ちは分かってあげられないが
貴女を思う気持ちは
私の心にはあるから・・。
冷たい風が吹き始め
痩せた体には大きなダメージを受ける季節が到来するが
どうか
心を開いて。
立ち上がって
勇気をだして
貴女を囲んでくれる人たちに微笑みかけてみて・・
明日は晴れているよ。
雲は流れる。
厳しい冬がやってくる・・。
貴女の体にはきっと厳しすぎるだろうが
乗り越えてね・・。
一緒に乗り越えよう・・と言ってあげられないが・・・。
必ず 春はやってくるから。
Posted by パールじゅんこ at 06:33│Comments(6)
この記事へのコメント
はじめまして、最近ですがこっそりとブログ観覧させて頂いています
「他人にわかってもらいたい」
と言う気持ちは誰にでもあります
「何もわかっていない」
は、そりゃあ他人の心が分かるなんてエスパーですよ
心に問題を抱えているとき、人はより一層、理解と安心を求めます
一人で問題を抱えている、と拠り所が無く不安だから。
深く寄り添い理解し、受け入れてくれる場所を見つけ安堵を得て、初めて自分自身と対面する勇気を持つものだと思います
それは、身近な人であったりまたは、自分で受け入れることも可能です
誰でもいいからすがりたい、大事にされている状況が羨ましい
そんな総合的の「わかる」
が使われている気がしました。当事者出ないので全く想像ですが
私自信みいさんよりも歳重ね生きていないですが摂食障害とは10年くらいお付き合いしているので、、、少しは理解できたらな、と思います
「何もわかっていない」の彼女らを大丈夫であるように祈るじゅんこさんは素敵です。
「他人にわかってもらいたい」
と言う気持ちは誰にでもあります
「何もわかっていない」
は、そりゃあ他人の心が分かるなんてエスパーですよ
心に問題を抱えているとき、人はより一層、理解と安心を求めます
一人で問題を抱えている、と拠り所が無く不安だから。
深く寄り添い理解し、受け入れてくれる場所を見つけ安堵を得て、初めて自分自身と対面する勇気を持つものだと思います
それは、身近な人であったりまたは、自分で受け入れることも可能です
誰でもいいからすがりたい、大事にされている状況が羨ましい
そんな総合的の「わかる」
が使われている気がしました。当事者出ないので全く想像ですが
私自信みいさんよりも歳重ね生きていないですが摂食障害とは10年くらいお付き合いしているので、、、少しは理解できたらな、と思います
「何もわかっていない」の彼女らを大丈夫であるように祈るじゅんこさんは素敵です。
Posted by ココナッツ at 2012年10月30日 07:56
ココナッツさま
私はまるで
心理学の講義を受けたような
気持ちになりました。
ココナッツさんのコメントから・・・・。
「 深く寄り添い理解し、受け入れてくれる場所を見つけ
安堵を得て、初めて自分自身と対面する勇気を
持つものだと思います。」
私は
遺伝で・・・ ご先祖様のお蔭で
とても丈夫な体を授かっています。
子供のころから
打ち込むものも
夢中になれるものも
心を病みかけた時には雨宿りする場所も
もっています。
しかし
過去には
仕事先の人間関係に心痛め
経理を受け持っているため 投げ出すこともできず
とうとう 出社時に玄関で靴を履けなかった。
娘たちを学校に送り出し
主人を職場に見送り
私は事務服を着て、お弁当をもって
玄関に立ち どうしても靴が履けなった。
休みます。の電話を入れ
家族の居ない家の中で
私は事務服を脱ぎ ベットに潜り込んで
布団をかぶって一日を過ごした。
数日間
そんなことが続いた。
家族には内緒で・・・。
月末が目の前にやってきていて
請求書の整理 支払いの整理
やらなければならない仕事が山積み・・にもかかわらず
ずる休みの日々が続いた若いころの経験があります。
同僚の出社の誘いの電話の一言に憤慨し
私はくそ!と腹を立て
弱い心を吹き飛ばすことが出来た。
あの
どんなに勇気を出しても
靴を履けなかったのはなんだったのだろうと今でも不思議でたまりません。
足が出なかったのは
心が私の体を操っていた・・・としか思えません。
脳は出社しなければ!と指令を出しているのに一歩足がでない。
私は 自分が経験してきたことには
登校拒否をしている子供たちや
出社拒否をする若者たちの
気持ちは 心の中にどんなことが起こっているのか
理解できるように思います。
しかし
摂食障害という心の病に侵された次女みいの気持ちはいまだに解りません。
みいは
口を開こうとしません。
私も 今は「どうして 食べなくなったの?」と
みいの心の中を覗き込むのは避けています。
みいは
意識のない病院のベットの中で
私を責めた。
心の中を吐き出すように
言葉にならない言葉で
「 かえれ! くるな! あっちへいけ! 」 HCUの病棟に響き渡りました。
それは私には耐え難い時間でした。
折れそうな腕をさすり
皮一枚の背中をさせり
どうしていいのか 涙が止まらなかった。
母親である私に対してだけ 興奮して暴れた。
記憶のないときの出来事です。
ココナッツさん
私は専門的な治療方法も
精神医学の知識もないまま
みいを回復に向かって素人のやり方で導いています。
貴女のコメントからも
みいの苦しかった時期のことが
みいの心の中が
なんとなく解る様な気がします。
みいが
どんなことを望んでいたのか見えたような気がします。
「深く寄り添い理解し、
受け入れてくれる場所を見つけ
安堵を得て、
初めて自分自身と対面する勇気を持つものだと
思います。」
私は
みいに寄り添えたのでしょうか。
寄り添ってあげられたのでしょうか?
みいは
穏やかな笑顔で日々を過ごしています。
ただ
問題のある行動を起こすときもありますが・・・。
とても
勇気が出るコメントを有難うございます。
私はまるで
心理学の講義を受けたような
気持ちになりました。
ココナッツさんのコメントから・・・・。
「 深く寄り添い理解し、受け入れてくれる場所を見つけ
安堵を得て、初めて自分自身と対面する勇気を
持つものだと思います。」
私は
遺伝で・・・ ご先祖様のお蔭で
とても丈夫な体を授かっています。
子供のころから
打ち込むものも
夢中になれるものも
心を病みかけた時には雨宿りする場所も
もっています。
しかし
過去には
仕事先の人間関係に心痛め
経理を受け持っているため 投げ出すこともできず
とうとう 出社時に玄関で靴を履けなかった。
娘たちを学校に送り出し
主人を職場に見送り
私は事務服を着て、お弁当をもって
玄関に立ち どうしても靴が履けなった。
休みます。の電話を入れ
家族の居ない家の中で
私は事務服を脱ぎ ベットに潜り込んで
布団をかぶって一日を過ごした。
数日間
そんなことが続いた。
家族には内緒で・・・。
月末が目の前にやってきていて
請求書の整理 支払いの整理
やらなければならない仕事が山積み・・にもかかわらず
ずる休みの日々が続いた若いころの経験があります。
同僚の出社の誘いの電話の一言に憤慨し
私はくそ!と腹を立て
弱い心を吹き飛ばすことが出来た。
あの
どんなに勇気を出しても
靴を履けなかったのはなんだったのだろうと今でも不思議でたまりません。
足が出なかったのは
心が私の体を操っていた・・・としか思えません。
脳は出社しなければ!と指令を出しているのに一歩足がでない。
私は 自分が経験してきたことには
登校拒否をしている子供たちや
出社拒否をする若者たちの
気持ちは 心の中にどんなことが起こっているのか
理解できるように思います。
しかし
摂食障害という心の病に侵された次女みいの気持ちはいまだに解りません。
みいは
口を開こうとしません。
私も 今は「どうして 食べなくなったの?」と
みいの心の中を覗き込むのは避けています。
みいは
意識のない病院のベットの中で
私を責めた。
心の中を吐き出すように
言葉にならない言葉で
「 かえれ! くるな! あっちへいけ! 」 HCUの病棟に響き渡りました。
それは私には耐え難い時間でした。
折れそうな腕をさすり
皮一枚の背中をさせり
どうしていいのか 涙が止まらなかった。
母親である私に対してだけ 興奮して暴れた。
記憶のないときの出来事です。
ココナッツさん
私は専門的な治療方法も
精神医学の知識もないまま
みいを回復に向かって素人のやり方で導いています。
貴女のコメントからも
みいの苦しかった時期のことが
みいの心の中が
なんとなく解る様な気がします。
みいが
どんなことを望んでいたのか見えたような気がします。
「深く寄り添い理解し、
受け入れてくれる場所を見つけ
安堵を得て、
初めて自分自身と対面する勇気を持つものだと
思います。」
私は
みいに寄り添えたのでしょうか。
寄り添ってあげられたのでしょうか?
みいは
穏やかな笑顔で日々を過ごしています。
ただ
問題のある行動を起こすときもありますが・・・。
とても
勇気が出るコメントを有難うございます。
Posted by パールじゅんこ
at 2012年10月31日 06:40

「母である私にだけ」
その行動、母という存在でシッカリみいさんにより添えていたとおもいます
理由は、紛れもなく「母」だから、、、
根本的に
母親は、許す存在、
父親は、許さない存在
だと思います。
子どもが過ちや何か仕出かしたとき
「私が代わりに!」
とこども
その行動、母という存在でシッカリみいさんにより添えていたとおもいます
理由は、紛れもなく「母」だから、、、
根本的に
母親は、許す存在、
父親は、許さない存在
だと思います。
子どもが過ちや何か仕出かしたとき
「私が代わりに!」
とこども
Posted by ココナッツ at 2012年10月31日 22:22
すいません、途中でスマホ当たって投稿してしまいました(゚д゚lll)
子どもを庇い、子どもには「大丈夫よ母ちゃんはいつでも味方だからね」
父親は許さない「なんでやったんだ!父ちゃんも一緒に頭下げてやるから謝りにいくぞ」と、一緒に背負ってくれる父。
不安で、未来が見えなくて、体が辛くて心が迷子の時、何もできないから最終的に家族も離れていくのでは?
なら、こちらから離れれば寂し思いしないですむ。
そんな気持ちがもしかしたらあったのかも知れません。
最後の最後には許してくれる母
だからこそ離れたくないけど離れるかもしれない、失うかもしれないならこちらから
あたりちらせばイイ
母親なら
壊れそうな私を許して帰る場所をくれるはず
と、思っていたのではないでしょうか?
だからみいさんは、辛い記憶を置いて生きる扉を開いたのだとおもいます。
穏やかに、笑顔ですごせる
それが「今生きている」答だと思います
偉そうにスミマセン
残念ながら心理学もなにも便利していない、そこらに転がっているミーハー女子です(笑)
子どもを庇い、子どもには「大丈夫よ母ちゃんはいつでも味方だからね」
父親は許さない「なんでやったんだ!父ちゃんも一緒に頭下げてやるから謝りにいくぞ」と、一緒に背負ってくれる父。
不安で、未来が見えなくて、体が辛くて心が迷子の時、何もできないから最終的に家族も離れていくのでは?
なら、こちらから離れれば寂し思いしないですむ。
そんな気持ちがもしかしたらあったのかも知れません。
最後の最後には許してくれる母
だからこそ離れたくないけど離れるかもしれない、失うかもしれないならこちらから
あたりちらせばイイ
母親なら
壊れそうな私を許して帰る場所をくれるはず
と、思っていたのではないでしょうか?
だからみいさんは、辛い記憶を置いて生きる扉を開いたのだとおもいます。
穏やかに、笑顔ですごせる
それが「今生きている」答だと思います
偉そうにスミマセン
残念ながら心理学もなにも便利していない、そこらに転がっているミーハー女子です(笑)
Posted by ココナッツ at 2012年10月31日 22:39
私の娘もみいさんと同じ時期に摂食障害にかかり今おそらく脱しようとしているところです。我が家は医療者にかかる事ができず途方にくれていましたが「ポコアポコ」という家族会に出会えたことで回復が見えてきました。よろしければ一度サイトを覗いてみてください。
Posted by まる at 2012年11月01日 07:54
ありがとう ココナッツさん
自分のことは 見えない。
自分のことは 解らない
当たり前のことが
自分に降りかかってくると
冷静に見えないことが 多すぎる。
まるさん
みいもまさに今
すごいスピードで回復しようとしています。
日増しに
当たり前になってきています。
私は不思議な気がします。
間もなく
あの苦しかった日々はなんだったのだろう
と
思える日がやってきそうです。
「ポコアポコ」 是非見てみます。
油断することなく
みいを見つめていきたいから。
自分のことは 見えない。
自分のことは 解らない
当たり前のことが
自分に降りかかってくると
冷静に見えないことが 多すぎる。
まるさん
みいもまさに今
すごいスピードで回復しようとしています。
日増しに
当たり前になってきています。
私は不思議な気がします。
間もなく
あの苦しかった日々はなんだったのだろう
と
思える日がやってきそうです。
「ポコアポコ」 是非見てみます。
油断することなく
みいを見つめていきたいから。
Posted by パールじゅんこ
at 2012年11月02日 23:45
