
2013年02月16日
お伊勢参り 志原海岸~串本・橋杭岩~那智

南部(みなべ)梅林 を後に
再び高速に乗った。
右手 遠くに白浜町の観覧車を見ながら
車は終点で高速を降り
国道42号線をさらに南下した。





風光明媚な海岸線がつづきだした。
道の駅「 志原海岸 」で 車を停めた。
綺麗な海岸が駐車場の脇に広がっていた。
緩やかに弧を描く和歌山県 志原海岸は
紀伊水道を挟んで対岸にある
私の故郷の 徳島県 大里松原海岸に瓜二つだった。
HAYATOとみいと波打ち際まで行き
子供の頃よく楽しんだ遊びを二人に教えた。

「 HAYATO
波に石を投げてごらん。
一生懸命 遠くまで投げなさいよ。
そして すぐに 逃げてこないとだめよ!
波が怒って HAYATOを襲ってくるからね。 」

「 早く 早く 走って逃げておいで!!
波が おそってくるよ !! 」

小学生の頃の私は
本当に信じていた。
石を投げたから波が怒って襲ってくると・・・。
小学生の頃
大里松原の海岸で
友達と遠くまで石ころを投げるのを競った。
遠くまで石ころを投げるほど大きな波が押し寄せてきた。
私たちは
本当に必死で 波打ち際から逃げた。
からかわれたことに腹を立てた大きな波が
私たちを飲み込んでしまうと信じて
まあるい石ころを 投げては逃げた。
打ち寄せてくる波の
5~6回目には
大きな波が来るという事を知ったのは
大人になってからだった。





HAYATOは逃げた。 必死で。
まあるい石ころだらけの海岸は
思うように走れない・・・・
でも 必死で逃げないと 波に襲われる。



たくさん遊んで 日置川町を後にした。





ドライブの好きな主人は
小さなカーブがたくさんあって走りにくそうに
運転を続けた。
私は後部座席で車窓見学を楽しんだ。
台風情報で有名な潮岬(しおのみさき)は
立ち寄るのをあきらめて先へと進んだ。
すると
突如 目に飛び込んできた景色に驚いた。
「 止めて 止めて すごいよ!!
見たこともない岩よ!! 」
私は驚いた。
心底驚いた。
こんな景色を初めて目にした。
串本 橋杭岩( はしくいいわ )

大地の浸食と
強い潮流がもたらしただろう見事なこの景観。
心底 自然の偉大さに感激した。

私には そそり立った岩の手前に転がっている
たくさんの大きな石塊が
モニュメントとして
人為的に置かれた物のように
思われて仕方がなかった。
実際は
長い年月をかけて
強い潮の満ち引きや
地震などの自然の力によって
創り上げられたはずである。
感動を胸に 橋杭岩(はしくいいわ)を後にした。





海岸線を
国道42号線と並んで走る電車と競争しながら
ドライブを楽しんだ。
太地町くじらの博物館 水族館で一休み。

トイレ休憩をとり 館内には入らずに
熊野那智大社へと向かった。
あと少しで熊野那智大社へ到着する。
つ ・ づ ・ く
Posted by パールじゅんこ at 18:54│Comments(0)