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2013年05月15日

故郷

 
 
  故郷
        故郷

  風を見つめたその瞳の輝きから
  こいのぼりと一緒に
  HAYATOの心が大空に駆け上っていくのが
  見えたように感じられた。



  故郷

   
 
 得意気にロープを結んで見せるHAYATOに
 気付かれないように
 ジイジの手が伸びていることを
 HAYATOは知っているだろうか・・・。

 どんな時においても
  HAYATOを守る
 ジイジの逞しい手が延びていることを
 HAYATOは知っているだろうか・・・。




   故郷


 「 5月いっぱい こいのぼりをあげておくよ。」

      HAYATOは瞳を輝かせる。

故郷

  萌える緑の中で
  安らぐ日々が重なっていく。


 

故郷

    私が大好きな
    緑の木立の中を散歩する日曜日

    ちっぽけな幸せの積み重ねが
    本当は 
    何よりもおっきな幸せにつながるということを
    HAYATOは解ってくれるだろうか。


    みいママが育った小道を
    HAYATOはあるく。
    故郷

    
    
 「 ばあば  しずかで きもちがいいね。」



    HAYATO
    ここが HAYATOの故郷だよ。



  
    この緑の光にくるまれて
    HAYATOの心が
    豊かに育ちますように。
   故郷


     
故郷
      

    この大地が
    HAYATOの故郷だよ。

故郷

     
  この地が
   みいママの傷ついた心と身体を
        癒し続けている故郷だよ。


  この地を吹き抜けて行く風が
        みいママを癒し続けているよ。



 HAYATO・・・・「颯仁」とママはあなたを名付けた。

故郷




 ゆっくりと過ぎていく日曜日
 ご近所のおばちゃんが言ったね HAYATO。

 

 「 HAYATOくん
 そろそろ ホタルが飛び始めるよ。」



Posted by パールじゅんこ at 00:08│Comments(8)
この記事へのコメント
いいところですね、故郷って感じがします。
ここのところ、毎日過食で苦しくて泣いて電話をしてくる娘。全部わかっているのに止まらなくて苦しくて…。私は聞いて、気晴らしの方法を提案するだけ。
学校を辞めさせて連れ戻すべか?をずっと考えています。血液疾患と精神疾患、どちらも完治するかわからない。それなら行きたい学校へ行かせようと思ったのは間違っているんだろうか?と。

夫はどちらの病気も知ろうとはせず「まかせるよ」と逃げ腰…
娘はそれを見放されたと受け取る。
「帰る場所がない」と。
Posted by 小町 at 2013年05月23日 13:25
小町さん

私なら・・ 今の私ならこうします。
娘さんを いったん自宅に連れて戻ります。 学校はやめさせません。 
娘さんは遠くに離れていますか?  ご主人と共に 娘さんを訪ねてみてください。
そしていったん自宅に連れ戻しませんか?
ちょっと早い夏季休暇だけど 家に帰って少しだけ体を休めなさい。」  と。
又元気になれば すぐ学校に戻りなさい。」と言って連れて帰ってください。
ご主人には貴方の気持ちをきっぱりと伝えてください。「 少しだけ傷ついた娘を休ませよう」・・と。  
ご主人はきっと貴女の気持ちが固まれば100%貴女をサポートしてくれるはずです。 逃げ腰ではないはずです。
貴女の気持ち次第だと確信します。
貴女が腹をくくって こうする!と決め協力を求めるなら絶対貴女を補佐してくれるはずです。
どうにかしたい   どうにかしなければという事は娘さんが一番わかっていることでしょう。
 

ひとつだけ 意地悪なことを言わせてください。世間体を考えていませんか?
私は世間体ばかり考えていました。

私は 娘の摂食障害は当初 非常にみっともないことでした。
小さな田舎町に住んでいます。 救急車で運ばれたくらいの小さな事件は 翌日は街中に広がっているような田舎町です。
みるみる痩せ細った娘は 摂食障害無食症の「 じっとしておれない」という症状がおそい 小さな町の中をとにかく歩いて回っていました。
骸骨のようになり街中を歩き回る娘はとても異様でした。
夫婦でため息をつきました。
そして 命の危機に直面し始めたころ 私から恥も外聞もなくなりました。
「 これも人生だぞ。 良い事ばかりはない!」と繰り返す主人の言葉にうなずき 自分に言い聞かせ他人の目をまったく気にしなくなれました。
家族のことだけ 娘のことだけ考えて必死になって暮らしました。
死なせたくない! 気違いになった娘が街中を歩いてまわってもいい。 
その姿が そのみっともない姿が 裸の私の家族なんだから・・・と開き直りました。
今 みいは驚くほどの回復力で 本来のみいに戻っています。 たくさんの人たちが声をかけてくれます。

みっともない姿をさらけ出して乗り越えてきたことは
きっと 私の人生を そして私の家族を強くしてくれたことでしょう。
私は みいの一件を乗り越えてきて心の底から言えます。
母親である自分が方向を決めたら 父親は母親である妻を絶対サポートしてくれるはずです。

貴女が心を決めたら ご主人は逃げ腰にはならないでしょう。

どうか 娘さんをいったん連れて帰ってください。
学校をやめるなんて考えなくてもいいでしょう。
ご主人には きっぱりと貴女の考えを伝えて、行動を共にしてください。

生まれ育ってきた家の中で
ゆっくりと過ごさせてみませんか?
学校を続けるか 止めるかは その後で娘さんが答えを出すように思えてなりません。

小町さんの今の苦しみを 私も通過してきました。
Posted by パールじゅんこパールじゅんこ at 2013年05月23日 22:02
連れ戻したんです。11月に。
そして、卒業までのリミットが今年だけ。厳しい学校で3回休むと試験が受けられません。実習に行った分の資格をもらいたいと学校に戻りました。今、帰ると病気だけの数年になってしまうんです。
私の地元ですが、頼れる人はなく、遠いんです。

私は世間体は頭にないと思います。周りがどう見ようと、親ですから。
夫は理解できないようですが、話し続けてます。

血液疾患は薬を服用していますが、再発なら骨髄移植。でも型の合うドナーがいません。そして、摂食障害と軽いうつ。
命に限りがあるかもしれない。それでも夢の実現に向けて学校を続けたい娘。在学にも限度がある。今連れ戻すことは、夢を断つことになる。
そんな状況なんです。
Posted by 小町 at 2013年05月24日 00:46
小町さん
貴女の娘さんと 私の抱えてきたみいとは少し違うかもしれませんね。
 
しかし 根本は同じように感じます。

みいは人一倍 暖かいユーモアの絶えない家庭を望んでいました。
明るく 主婦業が大好きなみいは きっと楽しい家庭を築くはず・・・と 思っていました。
台所に立つのが好き。
手先が器用
整理整頓が上手い
  だが・・   とっても頑固(笑)

私は 早くから離婚を進めていました。
みいは  もうう少しして HAYATOがおおきくなれば勤めに出る。 
日曜日 祭日仕事のところに勤めて旦那と触れ合う時間を少なくする。
そして年をとれば 仲良くできるような気がする。
うち(みい)の考え方を変えればうまくできるかもしれない・・・。

そう 言い続けてきました。
私は その言葉の前で なすすべがなかった。
しかし みいが命を落とす寸前まで来たとき
そんなみいの望みは聞いてあげられなかった。
みいの命の方が優先でした。

二つの道は歩めません。

しかし
私は 離婚させた張本人として みいとHAYATOが豊かに暮らしていくようにサポートしていくつもりです。
していかなければなりません。

小町さん
私達家族の今の住まいは 主人と私が生まれ育った地元ではありません。
頼れる人は・・・いない そう思っていました。
でも 裸になった時 実に多くの方々が 私達に手を差し伸べてくれたのです。

小町さん
私は今から出勤します。


みいは完璧に主婦業を熟しています。
今洗濯機の中では 家族全員のパジャマがせんたくされています。
枕カバーも・・
数日後の雨を考えて 今日たくさんの寝具を洗っています。
みい自らの考えです。
 
みいの働きは 今の我が家になくてはならないことです。

また・・・。
Posted by パールじゅんこパールじゅんこ at 2013年05月24日 08:04
症状は違いますけど、心の奥が傷ついてるのは同じだと思います。

しばらくは月に一度の通院に帰ってきます。今回は来週末に帰ります。
毎月の様子を見て、考えるつもりです。
自宅に連れ戻した時に、「仕事を続けなさい」と娘を預かってくださったご夫妻がいます。そのお二人の支えもあり、回復に向かいました。
そして、学校に戻すことも一緒に考えて頂きました。
今回もまた、一緒に考えて頂きます。
Posted by 小町 at 2013年05月24日 21:51
小町さん
子供の夢・・・
子供の望み

私達は親となった瞬間から
母親となった瞬間から子供の望むことを全て満たしてやろうとして生きてきました。
お乳を欲しがる… 満たされて眠りにつくまで抱きしめてお乳をやった。
おしめがぬれて泣く… 夜中眠いのを我慢して起きておしめをかえた。
おやつがほしい…
おもちゃがほしい…
あれが欲しい・・・ あそこに行きたい・・・ああしたい・・・  こうしたい・・・
その都度 母親である私も貴女もきっと必死になって 自我を捨てて 子供につきあってきたはずです。
それが 良かったか悪かったかわかりませんが
いつでも
子供の夢をかなえてあげようとして生きてきた。
私はそうでした。
小町さんはどうですか?

私も 娘の夢をかなえてあげたい。
その先に娘の笑顔があることがわかっているから・・。

厳しい学校で3回休むと試験が受けられない。   
そのきまりをつくったのはもちろん心の通った人間ですよね。
私達がスムーズに生きていくうえでつくられた法律でも
必ず逃げ道があります。
八方ふさがりのように感じられる規則にも抜け道が隠されています。

どうか
学校側と向き合って直談判はできないものでしょうか。
娘さんの今の状態を話されたうえで  病気への理解を乞うた上で
しばらく娘さんを休ませてあげることは出来ないのでしょうか?
小町さんが 行動に移せませんか?


人には心というものがあります。
貴女の切な願いがもしかしたら聞き入れてもらえるかもしれません。

私が甘すぎますか?
夢物語みたいですか?

でも
当たってみてからでも遅くないように思いますが
Posted by パールじゅんこパールじゅんこ at 2013年05月24日 23:23
ありがとうございます。
学校には、よくして頂いてると思います。実習先は学校の関係先で、レポート回収までして単位をもらい、出席日数を増やしてくれる先生もいます。シェアハウスを紹介してくれたのも学校です。学長始め、みなさんで支えて下さってます。(私の母校です)
週末に通院で帰ってきます。月に一度二週間は自宅で過ごさせることにしています。
血液の難病にかかっていることを受け入れられれば、きっと乗り越えられると思います。ある日突然、
「このままでは死んでしまう」
「移植をしなければ」
と言われ、ドナーがいないので薬での治療となり、結果が出るまで2ヶ月かかりました。それでもまだいろんな制限があります。
娘の夢の実現に向けて、受け入れられるまでの成長を待とうと思っています。
みぃさんほどの状態を支えたじゅんこさん。形は違いますが、私もがんばって支えていこうとおもっています。病気があるために、夢が叶わないかもしれません。それでもできるところまで、させてあげようと思っています。

今は泣いて電話もしてきますが、甘えないで大人になりたいから、と通院の帰省しか望みません。
ともに成長しようと思います。
Posted by 小町 at 2013年05月28日 13:37
小町さん
 
このままでは死んでしまう・・・

その言葉の前で私たち夫婦は何度落ち込んできたことか。
主人は娘の死もさることながら
その後の私の錯乱状態を心配して私を慰め支えてくれたものです。

徳田先生をはじめ
みいを受け入れて結石の手術に挑んでくださった江口先生
そして佐世保共済病院HCU病棟の先生方は 
豊富な知識と経験 そして高度な医療機器をもってみいを看てくださいました。
西洋医学を学んだ先生方から 何回もみいの「命の危機」を告げられました。
精密な医療機器が表す数値は 高度な医学を学んだ医師たちをもおびえさせたものです。
でも  小町さん
奇跡はおこります。
何者によって 救われるのかわかりません・・
しかし 奇跡はおこるはずです。
貴女の娘さんを思う気持ちは きっと報える日が来ると思えます。

夢は・・・   もしかしたら叶えさせてやることができないかもしれません。
しかし
納得できる状態で あきらめざるを得なかった夢は過ぎ去った日々の中での
甘い思い出として宝物のように心の中に残ることでしょう。

私は みいの夢をかなえさせてやれなかった。
HAYATOをパパのいない子にさせてしまったのです。
しかし 又素敵な夢が二人を待ち構えているかもしれません。
かつて 私も一つの夢をもって青春時代をすごしました。
しかし その夢の前で現実問題と直面してあきらめたものです。
しかし とことん頑張って夢の前で納得してあきらめたことは 
後に尾はひかないように思れるのですが・・。

どうか
娘さんの身体に奇跡が起こり
あれ?と いう感じで病気を克服され夢が実現できるよう
私もお祈りさせてください。
娘さんの病気が回復していきますように。

梅雨になりました。
やわらかい雨が 大地に注ぎ込まれていきます。
目に触れないところで 草木の根っこが成長していく様子が感じられます。

どうか ご主人の深い愛情のもとで
お二人が ともに成長されますように・・。
Posted by パールじゅんこパールじゅんこ at 2013年05月30日 08:05
 
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パールじゅんこ
パールじゅんこ
えっちら おっちらと進む人生。
苦しいことも乗り越えたはず。
悲しいことも通り過ぎたはず。
やってくる明日は
絶対幸せで楽しいはずと
100%信じている私こと じゅんこです。


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