
2013年07月18日
詩
私は
嫁がせた娘の生と死を見つめ
恐怖と苦悩に苦しんでいる時に
小さな一冊の本と出合った。
「 くじけないで 柴田トヨ 」
朝はくる
一人で生きていく
と 決めた時から
強い女性になったの
でも 大勢の人が
手をさしのべてくれた
素直に甘えることも
勇気だと わかったわ
( 私は不幸せ・・・ )
ため息をついている貴方
朝はかならず
やってくる
朝陽も
射してくる筈よ
2013年 夏
すっかり健康を取り戻した娘と共に
孫を囲んで
平凡で幸せな日々が流れていく。
ふと
本の探し物をしているとき
黄色とピンクの優しい色合いの
「くじけないで」が目にとまり
久しぶりに読みふけった。
柴田トヨさん
100歳は越しただろうなと思い
調べてみると・・・
『100歳の詩人』として皆さんに愛された
柴田トヨさんが
2013年1月20日午前0時50分、
老衰のため宇都宮市内の老人ホームで
亡くなりました。
101歳でした。
という記事が目に入った。
軽いショックを覚えた。
命あるものはいつかは死んでしまう。
当たり前のことではあるが
なぜだか 軽いショックを覚えた。
私の本棚には
「 くじけないで 」
「 百歳 」
の2冊の柴田トヨさんの本が
あったかく並んでいる。
辛く 苦しい日々の中で
支えてくれた言葉は
私の心の中をあたたかく満たしてくれている。
辛かった日々をも愛しく思える
その一遍は
「 百歳 」の中にあった。
道(あなたにー)
好きなみちなら
でこぼこ道だって
歩いていけるわ
辛くなったら
少し休んで 空を見て
まっすぐ
歩いていくのよ
付いて来るわよ
あなたの影が
がんばれって
言いながら

気が狂うほどに
苦しい日々もあったが
歩いてきた今日までの道のりは
トヨさんの詩のとおりだった。
辛くなったら
少し休んで 再び歩き出せばいいんだ。
ひとりぼっちじゃない。
頑張れるはず !
たくさんの
あたたかい手が差し伸べられるはず !

Posted by パールじゅんこ at 20:48│Comments(2)
この記事へのコメント
じゅんこさんの言葉、 ずっしりと 響きます。
Posted by アジュンマふきこ
at 2013年07月19日 00:04

アマンジュふきこさん
トヨさん
写真の中のトヨさんは
小っちゃくて
あったかそうで
可愛らしい。
優しく肩を抱いてあげたいような
ゆっくりと手をとって寄り添って歩いてみたいような
そんな 思いがします。
いつか孝行をしたいと思ってきたのに
永遠の別れをした
たくさんの人々の顔が浮かんできます。
父や母 それに 舅や姑
優しかったおじさんや おばさん。
そして トヨさん。
私もいつの日か永遠にさようならをした後に
私を慕ってくれる人がいるのなかぁ・・・
なんて考えてしまいます。
トヨさん
写真の中のトヨさんは
小っちゃくて
あったかそうで
可愛らしい。
優しく肩を抱いてあげたいような
ゆっくりと手をとって寄り添って歩いてみたいような
そんな 思いがします。
いつか孝行をしたいと思ってきたのに
永遠の別れをした
たくさんの人々の顔が浮かんできます。
父や母 それに 舅や姑
優しかったおじさんや おばさん。
そして トヨさん。
私もいつの日か永遠にさようならをした後に
私を慕ってくれる人がいるのなかぁ・・・
なんて考えてしまいます。
Posted by パールじゅんこ
at 2013年07月19日 20:25
