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2013年08月22日

鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

  8月14日
  午前6時30分

 HAYATOの育てている朝顔が見送る中
 静かに玄関を出た。
鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一


  ( 8月14日)
自宅近くの高速を利用して出発
   下
鹿児島 霧島高原・霧島神宮 観光
   下
鹿児島 霧島国際ホテル 泊

  ( 8月15日 )
   下
宮崎 綾照葉大吊橋 観光
   下
熊本 多良木町槻木地区経由
   下
宮崎高千穂 ホテル四季見 泊

  ( 8月16日 )
   下
宮崎 高千穂観光
   下
熊本阿蘇 白川水源地 観光
   下
熊本ICより 高速にて帰路に着く 


 実は 思わぬ観光地の混雑情報により
 このコースに変更があり
 HAYATOの望みが叶った旅になったのである。

 HAYATOは 
 今回の旅に長崎を加えたかったのである。

 後ほど・・・。

 
    ふたば   ふたば   ふたば   ふたば
   

快適に車を走らせる主人の横は
すっかり
HAYATOの指定席となってしまった。
おしゃべりの好きなHAYATOによって
車の中は終始にぎわった。
子供のころから車で揺られるとすぐに眠るみいは
いつも目を閉じて眠っていることが多かった。
私は常に車窓見学を楽しんでいた。

渋滞もなく
スムーズに流れる高速で
主人は鹿児島までのドライブを楽しんだ。
3カ月待って今年の4月末に届いた愛車は
運転の好きな主人を満足させていた。

何時も利用する佐賀の金立サービスエリア
休憩を取り
佐賀 鳥栖ジャンクションを通過し
更に高速で九州を南下した。

HAYATOのリクエストの
北熊本サービスエリアで二度目の休憩を取った。
そこにはHAYATOの好きな「くまもん」がいる。
鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一
  狭いサービスエリアは
  入り口からわずかな渋滞が見られたが
  待たされることもなく駐車することが出来た。

ハンドルを握る主人の為に
ゆっくりと木陰で休んだ。

鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

  
 更に車は九州自動車道を南下し
 たくさんのトンネルばかりが続く
 山間部に差し掛かった。

 
 私は高速の両脇にそびえたつ高い山々から
 
 母が子供時代を過ごした
 熊本 多良木町槻木地区を想像した。

 明日 8月15日に訪問する予定の
 過疎高齢化が進み限界集落となっている
 山あいの地域は
 こんなに高い山に囲まれているのだろうと
 勝手に想像を膨らませていた。

 
 HAYATOのおしゃべりは続き
 退屈しないうちに
 熊本人吉の山江サービスエリアで休憩をとり
 目的地の霧島高原に到着したのは
 12時を少し回った頃だった。

 

 とりあえずホテルを確認した後
 周辺の観光に出かけた。


神話の里公園

  
鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

   レストランで昼食をとり
   ロードトレインに乗って
   遊覧リフト乗り場まで登った。

   途中ですれ違ったポッポ号のお客様は
   とても陽気に
   手を振ってくれた。

    鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

    更に
     遊覧リフトに乗り展望広場へと登って行った。

鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一


    
   鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一 

   山頂からは
   桜島 錦江湾が見えるらしいが
   あいにく
   霞がかかっていて遠くははっきりと見えなかった。
   
鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

    山頂から
    HAYATOはスーパースライダーに乗り込んだ。
  鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

   もちろん 私達も恐る恐る後に続いた。

   スリル満天のスライダーで山を下り
   再び ロードトレインで駐車場まで下った。

鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一


   神話の里公園を後にして
   霧島神宮へと向かった。


  霧島神宮
鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一



鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一



国歌に詠まれている「さざれ石」
 この石は学名を石灰質角礫岩と云う。
 石灰石が雨水に溶解して
 その石灰分をふくんだ水が
 時には粘着力の
強い乳状体となり、
 地下において小石を集結して次第に大きくなる。
 やがてそれが地上に顕れて国歌に詠ま
れる如く、
 千代八千代 
 年をへてさざれ石巌となりて苔のむすと云う状は、
 実に目出度いかぎりである。
 この石は国歌発祥の地と云われる
 岐阜揖斐郡春日村の山中で発見されたもので、
 その集結の過程状態は
 の石を一見してよく察することが出来る。




鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一

 霧島神宮はその朱の色から
 脈打つエネルギーを感じる神宮だった。




鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一


  午後3時
  参拝直後 突然激しい夕立に襲われた。
  車に乗り込み
  激しさが増す雨の中をホテルへと向かった。

  午後3時20分
  山間に建つ霧島国際ホテルは
  激しい夕立に襲われた旅行客のチエックインで
  ごった替えしていた。

  少し早すぎた気もしたが
  早朝からの長旅なので
  ホテルでゆっくり過ごすことにした。

鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一


   鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一 
      


   露天風呂で 汗を流し
   バイキングで夕食を堪能した。

   バイキングが大好きなみいは
   甲斐甲斐しく家族の世話をし
   自らも
   食事を楽しんだ。
  

   清潔な眺めのいい和室で
   私は家族の誰よりも先に眠りについてしまった。
   疲れているはずの主人の話しかけも
   元気いっぱいのHAYATOの話しかけも
   すぐに
   遠のいてしまいぐっすりと夢の世界へと
   誘われた。

   みいは
   私達が寝静まった後
   再び大浴場へと出かけていった・・・ らしい。

   
   
  
鹿児島・宮崎・熊本そして長崎の旅  その一
   夕立で締めくくった旅の初日は
   のんびりと
   過ぎていった。

  

   神話の里で迎えた夜なのに
   私の夢枕には
   どの神様も現れることは無かった。

   私の頭の中は・・・
   私の心の中は・・・

   亡き母が育った熊本の山の中の村への思いで
   充満していた。

   私という人格を造った母
   そしてその母の人格を作り上げた
   風土に触れる感動が
   私の胸を埋め尽くした。
  


   アマテラスの孫にあたる
   ニニギノミコト ほかの神様を祀っている
   霧島神宮に立ち寄り参拝をしたにも関わらず 
   神々の壮大な世界に触れることもなく
   一日という時間が流れていった。


 
   



Posted by パールじゅんこ at 02:20│Comments(2)
この記事へのコメント
ご家族の楽しい旅の声が聞こえてくるような気がします。
HAYATOくんのおしゃべりも(^_^;)
そして、パールじゅんこさんのお母様の人格を作り上げた風土~・・を感じるところに感動しました。
そうですよね~風土のなかで人は皆育っているのですよね
感じているのですよね・・・などと、娘の事も浮かべながら読ませていただきました。
みいさん、そんな時間じゃ大浴場も独り占めだったのでは・・・・
大浴場の気分もみいさんの旅の1ページですね。
ブログを拝見するたびに、自分の心が洗われるような不思議な気持ちになります。
ありがとうございます。
Posted by こりの at 2013年08月22日 23:50
こりのさん
 楽しい旅は
 計画どうりに進みませんでした。

 でも 臨機応変が得意です。

 その都度
 あきらめたり 違う道を選んだり
 旅は続けられましたよ。

 何事も計画通りには進まない。
 今更ながら 思い知らされました。

 しかし
    めげない・・。

    めげない根性が培われました。

 こりのさんも負けないで下さいね。
Posted by パールじゅんこパールじゅんこ at 2013年08月29日 21:52
 
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苦しいことも乗り越えたはず。
悲しいことも通り過ぎたはず。
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