
2014年03月20日
そういえば・・
そういえば・・・・
過ぎ去った季節の中に
うっかり忘れてしまいそうな
何気ない小さな素敵な出来事があったことを
思い出したのです。
厳しい季節の中での
あったかい一コマが
記憶の中から消えようとしていました。
うっかりと無くしてしまいそうだった
キラキラと輝いたあの瞬間。
お正月気分が抜けないある冬の日でした。
私の職場に遊びに来ていた孫・・
釣りが趣味の小学1年生のHAYATOが
晴れ渡った海を指さして声を弾ませたのです。
「 ばあば あれはなあに?
サワラが湧いているの? 」


「 HAYATO イルカよ!!
すごいたくさんのイルカが来てるねぇ。
よく 見つけたねえ。
行ってみようか。 !!
早くジャンバーの上にヤッケ来てごらん。 」
私は 仕事中にも関わらず
小さな船外機付き和船を操縦して
HAYATOとイルカの群れの中に突入していったのです。
( 私は生意気にも二級小型船舶免許を持っている。
)
出来るだけ エンジンを低速にして。
目の前の
たくさんのイルカの群れの中に
小さな船をすすました。
冷たい北風は一瞬その動きを止めたのです。
遥か遠くに離れていた太陽が
気のせいかすーと近寄って笑いかけてくれたように感じた
1月7日の真冬の日の出来事です。

平戸瀬戸を通り
佐世保沖を南下していくイルカの大群が
途中
私が働く職場の目の前に広がる湾の中に
入ってきたのです。
私の職場の前の海でイルカの群れが回遊して
再び外海へと出て行った
それはわずか1時間ほどの出来事でした。
HAYATOは
小さなボートの下を右に左に泳ぎ回るイルカに
目を輝かせました。




HAYATOといっしょに
イルカを追いかけて
北九十九島の入り江で遊んでしまいました。
私は大きな顔をして仕事をさぼったのです。
勤続22年
ますます ズーズーしさに磨きがかかります。
イルカの大群を見送り
お日様のにっこりと見守る中
HAYATOの操船で桟橋へと帰ります。
HAYATOの輝くひとみを見ていると
イルカウオッチングの興奮より
操船のほうが魅力だったりして・・・。
幼い少年には
イルカもサワラもシイラもイワシも
その値打ちは一緒かもしれない・・。
イルカ イルカと興奮しているのは
大人だけかな・・・?


HAYATOも 生意気にも
たいつり大臣 認可の
免許を所持しているのでした。

公文書偽造罪・・・?
いいえ
有効期限にご注目!
「 本物の免許が取れる年齢まで有効 」

HAYATOの尊敬する
釣り名人KOBAYASIさまからの
プレゼントです。

過ぎ去っていく時の中に
「思い出」という言葉で片付けられ
いつの間にか忘れてしまう小さな出来事が
なんと沢山うずもれていることでしょう。
両手で しっかりと受け止めて
心にプリントしているはずなのに
沢山のキラキラと輝く「思い出」という宝物が
受け止めた指の隙間から 零れ落ちていきます。
一瞬一瞬に心をこめているというのに・・。

色のない季節は流れ去り
柔らかい色に包まれた季節がやってきました。

太陽に向かって
一途に成長を続ける多くの命に
柔らかい風が吹く季節が訪れました。

過ぎ去った季節の中に
うっかり忘れてしまいそうな
何気ない小さな素敵な出来事があったことを
思い出したのです。
厳しい季節の中での
あったかい一コマが
記憶の中から消えようとしていました。
うっかりと無くしてしまいそうだった
キラキラと輝いたあの瞬間。
お正月気分が抜けないある冬の日でした。
私の職場に遊びに来ていた孫・・
釣りが趣味の小学1年生のHAYATOが
晴れ渡った海を指さして声を弾ませたのです。
「 ばあば あれはなあに?
サワラが湧いているの? 」


「 HAYATO イルカよ!!
すごいたくさんのイルカが来てるねぇ。
よく 見つけたねえ。
行ってみようか。 !!
早くジャンバーの上にヤッケ来てごらん。 」
私は 仕事中にも関わらず
小さな船外機付き和船を操縦して
HAYATOとイルカの群れの中に突入していったのです。
( 私は生意気にも二級小型船舶免許を持っている。

出来るだけ エンジンを低速にして。
目の前の
たくさんのイルカの群れの中に
小さな船をすすました。
冷たい北風は一瞬その動きを止めたのです。
遥か遠くに離れていた太陽が
気のせいかすーと近寄って笑いかけてくれたように感じた
1月7日の真冬の日の出来事です。

平戸瀬戸を通り
佐世保沖を南下していくイルカの大群が
途中
私が働く職場の目の前に広がる湾の中に
入ってきたのです。
私の職場の前の海でイルカの群れが回遊して
再び外海へと出て行った
それはわずか1時間ほどの出来事でした。
HAYATOは
小さなボートの下を右に左に泳ぎ回るイルカに
目を輝かせました。




HAYATOといっしょに
イルカを追いかけて
北九十九島の入り江で遊んでしまいました。
私は大きな顔をして仕事をさぼったのです。
勤続22年
ますます ズーズーしさに磨きがかかります。

イルカの大群を見送り
お日様のにっこりと見守る中
HAYATOの操船で桟橋へと帰ります。
HAYATOの輝くひとみを見ていると
イルカウオッチングの興奮より
操船のほうが魅力だったりして・・・。
幼い少年には
イルカもサワラもシイラもイワシも
その値打ちは一緒かもしれない・・。
イルカ イルカと興奮しているのは
大人だけかな・・・?


HAYATOも 生意気にも
たいつり大臣 認可の
免許を所持しているのでした。


公文書偽造罪・・・?
いいえ
有効期限にご注目!
「 本物の免許が取れる年齢まで有効 」



HAYATOの尊敬する
釣り名人KOBAYASIさまからの
プレゼントです。

過ぎ去っていく時の中に
「思い出」という言葉で片付けられ
いつの間にか忘れてしまう小さな出来事が
なんと沢山うずもれていることでしょう。
両手で しっかりと受け止めて
心にプリントしているはずなのに
沢山のキラキラと輝く「思い出」という宝物が
受け止めた指の隙間から 零れ落ちていきます。
一瞬一瞬に心をこめているというのに・・。


色のない季節は流れ去り
柔らかい色に包まれた季節がやってきました。

太陽に向かって
一途に成長を続ける多くの命に
柔らかい風が吹く季節が訪れました。

Posted by パールじゅんこ at 01:19│Comments(0)