
2014年05月11日
五島列島一周 日帰り旅行
デ・ハビランド・カナダDHC-8-Q200型機
39人乗り

午前9時35分発
長崎発 つばき福江空港に向かって
ターボプロップ機に乗り込んだ。

空の上から長崎列島を眺めた

30分という短い飛行で
あっという間に五島 福江の街の上空に到着し
着陸態勢に入った。

福江に向かう時には
進行方向に向かって右側の席のほうが
佐世保の島々などの景観が素晴らしい。
進行方向に向かって左側は
大半が島のない海原を眺めながら
進むことになる。
ただ 左側の窓からは
世界遺産に登録された「 軍艦島 」を
見ることが出来る。
五島からの帰りはこの反対である。
進行方向に向かって左側が景観が良い。

午前10時5分 福江空港に到着

レンタカーを借りて
下五島である福江島を一周することにした。
ぶらりと気ままに ドライブを楽しんだ。
「 三井楽遣唐使ふるさと館 」で
早めのバイキング昼食をとり
進むこと10分で高浜ビーチに到着した。



日本一美しいと言われる砂浜は
真っ白な粒子の細かい砂が広がり
水の色を独特の澄んだ綺麗な色に染めていた。


高浜ビーチ

高浜ビーチの隣には 頓泊(とんとまり)ビーチが広がっている。



さらに
海岸線の山々を覆う綺麗な新緑に目を奪われながら
ドライブすること1時間で
大瀬崎灯台の駐車場へ到着した。




下ったり
登ったり・・・
駐車場から30分かけてやってきた大瀬崎灯台
海風が
疲れを 労ってくれた。


沢山の釣り人が
あちこちの荒い瀬に上がっているのが見えた。
釣り人の憧れの海が眼下に広がっていた。

瀬渡し船が 忙しそうに行き来していた。

大瀬崎灯台
爽やかな海風に癒され
来た道を引き返した。
下ったり
登ったり・・・
道端の可憐な花々に別れを告げながら
汗だくになって 駐車場まで引き返した。
午後3時40分
大瀬崎灯台を後にして
空港へと車を走らせた。
トヨタレンタカーまで10分のところで
香珠子物産館に立ち寄り
最後の休憩とお土産を買うことにした。
物産館横 塩工房つばき窯で五島塩が作られていた。
目の前には
綺麗な香珠子ビーチが広がっていた。
お土産を買って
レンタカーを返し空港へと向かった。
最終便 福江空港午後5時55分発
長崎空港午後6時25分着
帰路につく高速横の大村湾を真っ赤に染めて
今日という日が去っていこうとしていた。
キラキラと瞳を輝かせ小さな飛行機に乗り込んだ孫くん。
行きは最前列窓際を確保し、
帰りは最後列の窓際の席を確保。
ターボプロップ機が飛び立ち
加速のついたままのタイヤが
回転しながら車体の中に入ったのを見た途端
小さな飛行機の中に響き渡るように
「 すごい!! 」と歓声を上げた。
ボスの笑顔がはじけた。
窓の外を眺めながら
ボスと孫くんの会話は途切れることは無かった。
船舶販売・修理業に加えて
遊漁船業を始めて18年の我 超零細会社は
定休日をもたない。
ボスがこの季節に
しかも祭日である日に休みをとるなんて
はじめてだった。
勤続22年の私
気候のいいこの時期に
ボスと出かけるのは初めてだった。
がむしゃらに働いてきた私たちは
少し歩調を緩めて生きて行かなければ・・・
限られた時間が 少なくなったように感じられる。