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2014年08月31日

ないしょ

うふふ。

思いがけず一人っきりの時間を手に入れた。
めったにないこと。

  マイダーリンは昼過ぎまで帰ってこない。

  べったり孫くんは夕方まで帰ってこない。

  娘は買い物に出かけ正午まで帰ってこない。

やらなければならないことは一杯。 主婦として。
でも めったにないこと。

うふふ。

  家族に内緒で3時間ちょっと出かけよう!



  車ぶーん   車ぶーん   車ぶーん   車ぶーん


午前9時30分
そそくさと駐車場に車を止め
コンビニでお茶を買い
太陽シネマボックスのシートに座った。
一人っきりで。

「 思い出のマーニー 」 を観に出かけた

家族がだ~~~れも付き合ってくれない映画である。
なら
   うふ ふ ふピース

   ひとりで観てくればいいんだ。
   内緒にしておこう~~と。 みんなに。


ないしょ

海辺の田舎町が物語の舞台だった。
主人公の杏奈の心の動きが
すんなりと伝わってくる描写の細やかさに
物語の中に気持ちを移入していくには
簡単なことであった。

入り江の湿地帯に建てられた古い洋館で
杏奈は
マーニーと出会い親密になっていく。

 潮が満ち、引いていく時の水際の草の美しさ。
 月の光が実際に降り注いでくるかのような美しさ。
 森林の中の浄化されるような木漏れ日の美しさ。
 
 

綺麗な情緒豊かな景色の中で 
いつも杏奈が軽やかにしなやかに
動いていた。
そこにはいつも爽やかな風が吹いているかのように
感じられた。


映画を観てから2週間が過ぎ、
細かい描写はすでに忘れ始めた。


ストーリーは至って単純だった。
故に
まるで自分が物語の中に入り
杏奈の目となって周りを見つめ
杏奈の気持ちになって
物語を展開しているような錯覚に陥った。


物語の前半は
謎めいて理解しがたいところが多かったが
後半にかけて謎が解けていくと
実にすっきりと後味が良かった。

時空を超えて
杏奈の生きる時代に時を重ねた
マーニーからの杏奈へのメッセージは
単純明快で心をうたれた。
杏奈が思春期の苦悩を乗り越えて
大人への階段を上がっていくのを
しっかりと後押しをしたように感じられた。

物語の舞台となったイギリスへ行くのは
到底無理なことだろう。
なら せめて
原作を読んでみたい。 と
強く感じさせられた。

  ヒミツ    ヒミツ    ヒミツ    ヒミツ

言ってしまっていいのかな?
言わないほうがいいのかな?

ええ~~い。
言ってしまえ。

マーニーは杏奈の実のおばあちゃんでした。


 本    本    本    本


  うふふふふ。

  家族には  ひ ・ み ・ つ。


  ピース   ピース   ピース   ピース

ないしょ



Posted by パールじゅんこ at 00:04│Comments(0)
 
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えっちら おっちらと進む人生。
苦しいことも乗り越えたはず。
悲しいことも通り過ぎたはず。
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100%信じている私こと じゅんこです。


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