
2014年09月03日
正体見たり ミニトウガン
甘く瑞々しいマスクメロンに舌鼓を打ち
畑の肥やしになればと
食べ終わった皮と種を畑に埋めたのは
去年の夏だった。
そして
今春 私はせっせと畑を耕し
堆肥を施した。
堆肥をたっぷりすき込んで土を耕せば
すべての野菜が豊作と思い込んでいた。
きゅうり なす トマト オクラ ピーマン
トウモロコシ 枝豆を植えた。

ところが・・・
ビールのおつまみにと
植える時期をずらして種をまいた枝豆は
葉っぱもさやもいい感じに育ったのに
実が入らないままで終わってしまった。
土に原因が・・・?

その枝豆の間から
小さな芽を出し
グングンと逞しく成長を続けた一株の苗があった。
私は
昨年埋めたマスクメロンが芽を出した・・と
信じて疑わなかった。
勢いよく成長を続けたメロン(と思い込んでいた)は
ぐんぐんと生育し
花を咲かせ
実を結んだ。
その勢いたるや
目を見張るものがあった。

「マスクメロン」が実ると思い込んだ私は
三個だけ残して
あとの実を次々と摘果していった。
そして
「マスクメロン」が熟すのを待った。

しかし
ある時 ふと疑問を抱いた。
これは・・・・
メロン なのかなぁ・・・?
メロン ではないような・・・?
道行く近所の方々と
井戸端会議ならぬ道端会議に花が咲いた。
誰も
この野菜の正体が解らなかった。

「冬瓜」に似ているが・・・どこか違う。
メロン・・・? 違うんじゃない?

それが
メロンの台木に使われていた「ミニトウガン」だと
気が付いたのは
ますます勢力を強め
ピーマンを巻き倒し
きゅうりの支え木によじ登り
トマトを包み込みよじ登り
実の入らない枝豆を押しつぶし
畑中を制覇していった頃だった。

一個の正体不明の実が
ポロリと落ちた。

ここにきて
私はネットで調べた。
それは
マスクメロンの台木に使われていた「ミニトウガン」だと判明した。
さっそく 煮つけてみると
「ミニトウガン」は
とろけるように柔らかくとても美味しいが
皮は固すぎて食べることが出来なかった。
次回は
皮を切り取って
豚肉と薄味で煮つけるととても上品で美味しかった。
皮を切り取って
天ぷらにしても これはこれで美味しい。
メロンだと信じて育てただけに
非常に残念だが
ますますもって 勢いよく成長を続け
花を咲かせ
実を結んでいる
ミニトウガンに目を細める日々が続いている。


畑の肥やしになればと
食べ終わった皮と種を畑に埋めたのは
去年の夏だった。
そして
今春 私はせっせと畑を耕し
堆肥を施した。
堆肥をたっぷりすき込んで土を耕せば
すべての野菜が豊作と思い込んでいた。

きゅうり なす トマト オクラ ピーマン
トウモロコシ 枝豆を植えた。

ところが・・・
ビールのおつまみにと
植える時期をずらして種をまいた枝豆は
葉っぱもさやもいい感じに育ったのに
実が入らないままで終わってしまった。
土に原因が・・・?

その枝豆の間から
小さな芽を出し
グングンと逞しく成長を続けた一株の苗があった。
私は
昨年埋めたマスクメロンが芽を出した・・と
信じて疑わなかった。
勢いよく成長を続けたメロン(と思い込んでいた)は
ぐんぐんと生育し
花を咲かせ
実を結んだ。
その勢いたるや
目を見張るものがあった。

「マスクメロン」が実ると思い込んだ私は
三個だけ残して
あとの実を次々と摘果していった。
そして
「マスクメロン」が熟すのを待った。

しかし
ある時 ふと疑問を抱いた。
これは・・・・
メロン なのかなぁ・・・?
メロン ではないような・・・?
道行く近所の方々と
井戸端会議ならぬ道端会議に花が咲いた。
誰も
この野菜の正体が解らなかった。

「冬瓜」に似ているが・・・どこか違う。
メロン・・・? 違うんじゃない?

それが
メロンの台木に使われていた「ミニトウガン」だと
気が付いたのは
ますます勢力を強め
ピーマンを巻き倒し
きゅうりの支え木によじ登り
トマトを包み込みよじ登り
実の入らない枝豆を押しつぶし
畑中を制覇していった頃だった。

一個の正体不明の実が
ポロリと落ちた。

ここにきて
私はネットで調べた。
それは
マスクメロンの台木に使われていた「ミニトウガン」だと判明した。
さっそく 煮つけてみると
「ミニトウガン」は
とろけるように柔らかくとても美味しいが
皮は固すぎて食べることが出来なかった。
次回は
皮を切り取って
豚肉と薄味で煮つけるととても上品で美味しかった。
皮を切り取って
天ぷらにしても これはこれで美味しい。
メロンだと信じて育てただけに
非常に残念だが
ますますもって 勢いよく成長を続け
花を咲かせ
実を結んでいる
ミニトウガンに目を細める日々が続いている。


Posted by パールじゅんこ at 22:45│Comments(0)