
2016年02月08日
出水のマナヅルの北帰行
2月になり 少し寒さが緩んだように感じられた。
2月7日 金曜日 午後2時
私は黙々と屋外で働いていた。
鹿児島県出水平野からシベリアへと
北帰行を始めたマナヅルが気になっていたが
どんよりと雲が覆った空を見上げ
こんな日に飛び立つはずはない・・・と思いながら
せっせと働いていた。
頭上で鳥の鳴く声が聞こえたような気がして
ふと見上げるとマナヅルが列を整えながら
南の山の上から現れた
江迎湾の海の上を
北の山の方に向かって飛んで行った。
不思議に感じた。
今まで長年見てきたコースと違っていることに
不思議に感じた。
たくさんの雲がかかった空を
低く飛んで行ったマナヅルを見上げながら
不思議に感じた。
なんで・・・・?
こんなコース?
私は急いでポケットからスマホを取り出し
カメラのシャッターを押した。



数羽の鶴が
一丸となった鶴の群れから離れた。
旋回して遅れをとった鶴の群れを待っていた。
十数羽の鶴が飛んでくるのを待って
再び 一丸となって
後を追って 山の向こうへと飛び去った。


今にも 雨が降りそうだというこんな日に・・・
しかも
いつものコースよりずいぶん西寄りに飛んできて
いつものコースよりずいぶん北寄りに飛んで行ったのが
気がかりでたまらなかった。
今夜は江迎町近くで休息をするのかな? と
考え曇った空を見上げて
子供家族を思うような心配な気持ちに駆られた。
遠いシベリアまで
家族で 仲間で 恋人同士で
仲良く帰りますように と 心の底から願った。
2月7日 金曜日 午後2時
私は黙々と屋外で働いていた。
鹿児島県出水平野からシベリアへと
北帰行を始めたマナヅルが気になっていたが
どんよりと雲が覆った空を見上げ
こんな日に飛び立つはずはない・・・と思いながら
せっせと働いていた。
頭上で鳥の鳴く声が聞こえたような気がして
ふと見上げるとマナヅルが列を整えながら
南の山の上から現れた
江迎湾の海の上を
北の山の方に向かって飛んで行った。
不思議に感じた。
今まで長年見てきたコースと違っていることに
不思議に感じた。
たくさんの雲がかかった空を
低く飛んで行ったマナヅルを見上げながら
不思議に感じた。
なんで・・・・?
こんなコース?
私は急いでポケットからスマホを取り出し
カメラのシャッターを押した。



数羽の鶴が
一丸となった鶴の群れから離れた。
旋回して遅れをとった鶴の群れを待っていた。
十数羽の鶴が飛んでくるのを待って
再び 一丸となって
後を追って 山の向こうへと飛び去った。


今にも 雨が降りそうだというこんな日に・・・
しかも
いつものコースよりずいぶん西寄りに飛んできて
いつものコースよりずいぶん北寄りに飛んで行ったのが
気がかりでたまらなかった。
今夜は江迎町近くで休息をするのかな? と
考え曇った空を見上げて
子供家族を思うような心配な気持ちに駆られた。
遠いシベリアまで
家族で 仲間で 恋人同士で
仲良く帰りますように と 心の底から願った。
Posted by パールじゅんこ at 08:03│Comments(0)